■次期型ハイブリッドは確実!
上記のとおり、ハイエースの現行モデルは好調な販売推移を見せ、日産のキャラバンなどライバル他車を大きく引き離し、さらにリセールバリューを保持しているのだから、しばらくはフルモデルチェンジの必要はないように思える。
しかしながら2030年にむけての電動車両化のニーズが高まり、これがバンタイプなど貨物兼乗用タイプ車にも波及するのは必至の情勢となっている。
したがって次期型はとりあえずハイブリッドへの切り替えが実施されるのは確実。当面は2Lか2.5Lハイブリッドの設定が考えられるが、ガソリン以外でトヨタはクリーンディーゼルのハイブリッドの開発も進めており、こちらを次期型ハイエースに搭載する可能性もある。
■「噂ではあと2~3年後」証言:首都圏トヨペット店営業担当者
ハイエースの売れ行きが好調なのは、商品性が高く、ライバルが不在だからだ。リセールバリューが抜群に高いのはネームバリューがあって故障が少なく、中古車価格が高いのが要因として上げられる。
最近の売れ筋は特別仕様車の「スーパーGL ダーク プライムII」で、大半はこちらが売れている。エンジンバリエーションは多彩だが、貨客両用の用途で売れているのはガソリン2Lが多い。
日常で業務用、週末はキャンプ、釣り、海山のレジャーに出かけるといったユーザーが多いが、乗用専用のユーザーも目立つ。カスタマイズで愛用できるのも売りとなっている。
商用車ナンバーだから、初回車検は2年、以降毎年と面倒だが、1回あたりの料金が安いので、慣れれば苦にならない。
あと2~3年後あたりがフルモデルチェンジの時期だろう。次期型は2.5Lハイブリッドになるだろう、と営業マンの間では予想している。
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