ファミリーカーとしてミニバンが定番となってから約四半世紀。このミニバンブームの火付け役となったホンダオデッセイが2021年末に生産終了という驚きのニュースが飛び込んできた。
1980年代は日産キャラバン/ホーミーコーチ、トヨタハイエースワゴンそしていすゞファーゴといったエンジンを運転席下に搭載したキャブオーバータイプの1BOX車が中心だった。
1990年代に入りシボレーアストロが並行輸入され、大ヒット。さらに安全向上の法規制などにより、フロントのノーズ付きのミニバンが主流となった。
現在では、トヨタアルファードを筆頭にハコ型のミニバンが主流となっているが、ミニバン黎明期の1990年代には国産各社からキャラの立った個性派ミニバンが登場していた。
そこで、ここでは平成のミニバン黎明期に憧れた個性派ミニバン3車種、三菱デリカスペースギア、初代エスティマ、そしてマツダボンゴフレンディオートフリートップを紹介しよう。
文/萩原文博
写真/三菱、トヨタ、マツダ
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