少しの筋トレで反射神経の衰えを遅らせることができる!
とはいえ、絶望的になってしまう必要はない。実は、トレーニングをすることで反射神経の衰える速度を遅くすることはできるのだ。
まず有効なのが、筋力の維持だ。なかでも、四肢、体幹(腹回り)の筋肉を鍛えることは反射神経の強化に効果的と言われている。特に、クルマに乗る時間が多く、歩く時間が少ない人は四肢、体幹の筋肉が衰えやすいので意識して鍛えるようにしたい。
ただし、筋トレと言われると「どうせ続かないからいいや」とあきらめてしまう人も多いだろう。しかし、反射神経を強化するための筋トレは、片足立ちなどの簡単なもので十分。一般的な筋トレのようなハードものでなくてもOKなのだ。もちろん、余力があれば腹筋や腕立て伏せなどもプラスすれば腕の筋肉も鍛えられる。テレビを見ながらダンベルを上げ下げする程度でも十分だ。
筋トレと併用して、スマホのアプリを活用すると効果はさらに高まる。反射神経を鍛えるゲームアプリが多数あるのでチェックしてみよう。なかでも、ランダムに点灯するボタンを素早くクリックするゲームは動体視力も同時に鍛えられるため特にお薦めだ。
1日1回、30秒で反射神経を強化する「ハーキーステップ」
ここからは一歩進んで、反射神経の衰えを食い止めるだけではなく、強化できる簡単エクササイズを紹介する。バスケットのトレーニングとして取り入れられることが多い「ハーキーステップ」だ。1日1回、合計30秒間程度、連続して行うのがキツいようならはじめは休憩を入れてもOK。合計30秒行うことを目標としよう。
スクワットのイメージで上体を起こし、足を肩幅に開き、股関節を折って腰を落とす。この時、膝がつま先より前に出ないように。その姿勢を保ったままその場でできるだけスピーディに、パタパタと細かく足踏みする。1秒間に8回ステップすることを目標に行おう。
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