かつてはそれぞれが独立した存在だった自動車メーカー。現在では多くのメーカーが提携を行い、場合によっては買収されて別のメーカー傘下となったというケースもある。エンジンやプラットフォームの共通化によるコストダウン、流通の効率化など、メリットの多いグループ化だが、あるメーカーがどのグループに属しているのがわからないこともあり、さらに意外なグループの傘下となっていて驚かされるブランドもある。
このシリーズではそうした「自動車メーカーグループ」に注目し、紹介していくことにしたい。ステランティスとフォルクスワーゲン(VW)グループに続く連載第3弾は、フランス企業のルノーと日本の日産自動車&三菱自動車を中心にした「ルノー・日産・三菱アライアンス」にスポットを当てる。
文/長谷川 敦 写真/ルノー、日産、三菱、Favcars.com、Newspress UK
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