地味=リーズナブル? お買い得感がハンパないRVR
今の状況に近いアウトドアブームに沸いていた1991年に登場して人気を博した初代から数えて3代目となる現行RVR。
使い勝手の良いトールワゴン型の初代&2代目に対して、スタイリッシュなCUVに生まれ変わった3代目は見晴らしの良いアイポイントによる運転のしやすさと軽量コンパクトなボディがもたらす取り回しの良さ、さらには幅広い用途に対応する余裕のスペースユーティリティが功を奏してスマッシュヒットを記録。
1.8リッターDOHC 16バルブエンジンと6速スポーツモードCVTの組み合わせが質の良い走りをもたらしただけでなく、減速エネルギー回生システムや電動パワーステアリング、空力性能の向上をはじめとした細部にわたる低燃費化技術も採用された。
2019年8月にはデザインを一新し、力強さと堅牢さを表現した現在のスタイルへと大きな変貌も遂げる。強豪ひしめく国内のSUV市場では影が薄いRVRだが、その実力は間違いなくピカイチ。しかも、ライバルよりも明らかにリーズナブルな214万3900円~274万4500円の車両本体価格も大きな魅力だ。
カローラ アクシオは日本が誇る“ザ・マジメ”な一台

4セダン、5ドアハッチバック、5ドアワゴン、SUVと多彩なラインナップを誇る現行のカローラシリーズ。そのなかにあって、2012年5月の登場以来5ナンバーサイズのボディで販売を続ける異端モデルが4ドアセダンのカローラ アクシオだ。
“大人4人が安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ”をテーマに日本の道路環境にフィットするコンパクト車として登場したカローラ アクシオ。
2013年8月にハイブリッド車を追加、2015年3月のマイナーチェンジで1.5リッター新開発エンジンやToyota Safety Sense Cを採用、2017年10月のマイナーチェンジでフロントグリル周りのデザインを変更、2021年9月の一部改良で安全装備を強化するなど、着実な進化を遂げている。
また、マジメの象徴とも言える教習車に採用されている“トヨタ教習車”(2018年2月発売)もカローラ アクシオがベース。ワイドで良好な運転視界、指導員用インジケーターランプ、後方視界を確保する指導員用ドアミラーなどを標準装備する専用車両が全国各地の教習所で活躍中だ。
安心・安全・安価の“3安”が魅力のインプレッサG4

次世代プラットフォームのSUBARU GLOBAL PLATFORMや国産初の歩行者保護エアバッグといった新技術が導入された第5世代と呼ばれる現行インプレッサが発表されたのは2016年10月。
インプレッサといえば5ドアハッチバックのイメージが強いが、マジメという点においてはカローラアクシオと同様に教習車として採用されることが多い4ドアセダンのG4を思い浮かべる。
そんなインプレッサの注目ポイントは、2019年10月の大幅改良でレヴォーグ、WRX S4、フォレスターに採用されていたドライバーの運転負荷を軽減するアイサイト・ツーリングアシストを全車標準装備としたこと。
先進技術による予防安全性能に磨きをかけただけでなく、SUBARU GLOBAL PLATFORMの強みを引き出すサスペンションの改良で優れた乗り心地とハンドリング性能を高い次元で両立。躍動感あふれるエクステリアと相まって走りの楽しさも提供した。
手頃な価格も高く評価され、2016年にはスバルとしては2003年のレガシィ以来13年ぶり2度目となるカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
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