■ハイソなデートカーがまさかの覆面パトカーに!
第2位 TOYOTAソアラ2.5GT-T
バブル崩壊直後に発売された高級クーペのZ30ソアラ。スペシャルティカーが若者にまだまだ人気だった時代に、覆面パトカーとして登場し、クルマファンをあっと言わせた。国費で20台が導入され、神奈川県警や埼玉県警、大阪府警などの高速隊で活躍した。ゆったりクルージングするソアラに嫉妬し、覆面パトカーと気づかず、ちょっかいを出してしまったドライバーも数しれず……だろう。たぶん。
■オールATの新時代パトカー
第3位 TOYOTAクラウン(170系)
この世代から一気に高級感が増した170系クラウンパトカー。国費モノの白黒パトカーとしては、初めてドアミラーとなった。また国費モノの交通取り締まり用パトカーとして初のAT仕様になったことも驚かされた。覆面仕様の隠密性も一気に高まっている。
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■あのオーテックの限定車が登場!
第4位 NISSAN R33スカイラインGT-R4ドア
国費で全国配備されたR32スカイラインGT-Rに続いて、埼玉県警と神奈川県警では、県費でR33のGT-Rが導入された。なかでもドライバーを驚かせたのは、2ドア仕様のみならず、422台限定のオーテックバージョンまで登場したこと。神奈川県警では白黒パトカーが2台、埼玉県警では覆面パトカーが2台導入された。
■もはや「出会えたら幸運」?? レア度抜群の外車パト
第5位 Mercedes-Benzベンツ300E
出会えたほうがラッキーなくらいにレアな存在だった輸入車の覆面パトカー。大阪府警の300Eは晩年まで比較的稼働率が高かった印象だ。神奈川県警や兵庫県警にも同車が配備されていた。ちなみに警視庁にはベンツ300SEとBMW525iが存在した。当時、高級輸入車と自動車電話アンテナ(TLアンテナ)の組み合わせは、いかにも一般車でありそうな雰囲気であり、隠密性は高かったといえる。
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