第二の「スープラ」開発開始か!?? トヨタとBMW関係強化で生まれるスポーツカー

水素エンジンの可能性を探っているトヨタとコラボすれば、実現はありえる!!

 そうはいっても、やはりクルマ好きとしてはエンジン音がほしいところ。そこで期待したいのがトヨタの技術です。トヨタは、水素エンジンの可能性を実車研究しており、現時点はBMW側が水素エンジンに着手したという情報はきこえてきませんが、BMWがその気になれば、「プレミアム水素エンジン」が誕生する可能性だって大いにあり得るのではないでしょうか。

 BMW の名称「Bayerische Motoren Werke(バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ)」=ドイツ語で「バイエルン州のエンジン工場」が示す通り、BMWにはエンジン屋のプライドがあるはず。水素エンジンの存在をよりプレミアムなものとして、水素エンジン車をハイブリッド車やFCEV、BEVよりも上位に位置付ける、というものよいと思います。

液体水素を燃料として搭載した水素エンジンカローラ。2023年5月のスーパー耐久シリーズ富士24時間レースで初参戦。水素エンジンの実用化に向けて、さらに鍛えるべく耐久レースへの参戦を続けている
液体水素を燃料として搭載した水素エンジンカローラ。2023年5月のスーパー耐久シリーズ富士24時間レースで初参戦。水素エンジンの実用化に向けて、さらに鍛えるべく耐久レースへの参戦を続けている

次期Z4/スープラは直6水素エンジンか!??

 いまわかっているのは、第3世代燃料電池システムを両社のモデルに搭載し、その第一弾を、2028年にBMWが生産開始する、ということだけですが、トヨタとBMWのコラボなのですから、筆者は、その翌年あたりに、直列6気筒の水素エンジンを搭載した新プレミアムカーが登場することを期待しています。要するに次期Z4/スープラです。はたして筆者の期待通りとなるのか、トヨタとBMWからの続報が楽しみです。

2019年5月に日本市場に導入されたGRスープラ。卓越したハンドリングと安定したコーナリング性能を持ち合わせた、後輪駆動のピュアスポーツカー。BMW Z4と兄弟車だ
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