左側ギリギリに寄せられる? 「車幅感覚」を3分で身につける裏技とは!!

左側ギリギリに寄せられる? 「車幅感覚」を3分で身につける裏技とは!!

 クルマ初心者の苦手分野に「車幅感覚」がある。狭い道などで思うように左に寄せられず、すれ違いで困ったりすることもしばしば。そんな人にとっておきの「車幅感覚」トレーニング術を伝授しよう! 「左側がどこまであるか分からない」という恐怖心を、わずか3分の練習で自信へと変える魔法のメソッドを公開!

文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=編集部 MOBY@Adobestock)

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なぜ左側が怖いのか? 「自分だけの目録」を見つける視点のリセット

運転席から左路肩の白線がどの位置に見えるかは、車幅感覚の重要なヒントになる(菜波 乗松@Adobestock)
運転席から左路肩の白線がどの位置に見えるかは、車幅感覚の重要なヒントになる(菜波 乗松@Adobestock)

 運転席から遠い助手席側の左先は、死角となりやすいため、感覚を掴むのが難しい。多くのビギナーは、窓から顔を出したり、身を乗り出して「クルマの外側」を直接見ようとするが、これがパニックの元。正しい姿勢を崩すと、景色との距離感が狂ってしまうからだ。

 車幅感覚をマスターする第一歩は、運転席に正しく座った状態で「自分から見える景色の中の固定ポイント」を見つけることにある。

 まずは安全な駐車場や広場で、クルマの左端を白線などに合わせて平行に停めてみよう。その状態で運転席に座って前方を向いたとき、その「左側の白線」がフロントガラス越しにどの位置で切れているかを確認するのだ。

 多くの場合、左のタイヤのラインはフロントガラス下端のダッシュボードの中央付近や、左ワイパーの付け根あたりを通るはずだ。この「重なり」こそが、君だけの車幅マーカーになる。

 一度この基準さえ作ってしまえば、(シートポジションを変えない限り)狭い道でも「このワイパーの位置に縁石が重なっていれば、あと10cmは余裕がある」といった物理的な確信が持てるようになる。センスに頼るのではなく、視界を「定規」にするのがプロの考え方なのだ。

ペットボトル1本で激変! 「消える瞬間」を体に叩き込む特訓術

迷惑のかからない空地などにペットボトルを置きクルマの左端をじわじわと寄せていく。ペットボトルがダッシュボードのどの位置で「消える」かを意識すればトレーニングになる
迷惑のかからない空地などにペットボトルを置きクルマの左端をじわじわと寄せていく。ペットボトルがダッシュボードのどの位置で「消える」かを意識すればトレーニングになる

 さらに一歩踏み込んで、左端の限界点を極めるために用意してほしいのが、わずかに水を入れたペットボトル1本だ。このトレーニングの最大のメリットは、万が一踏んでも愛車を傷つけないし、踏めば「ペコッ」と音がして限界が分かりやすい点にある。

 まず助手席側の前輪からまっすぐ前、数m前方に、ペットボトルを置く。そして運転席に座り、そのボトルが視界のどこにあるかを焼き付けるのだ。

 次にそのペットボトルに車体左側を寄せるつもりで、ゆっくりとクルマを前に動かしてみよう。ボトルがボンネットの死角に隠れて見えなくなった瞬間に、クルマを止める。一度外に出て確認すると、タイヤとボトルの間には意外なほど「まだ寄せられる」隙間があるはずだ。これを繰り返し、タイヤのサイドウォールがボトルに触れるか触れないかの「超ギリギリ」まで寄せてみる。この「死角に入ってもそこにあると信じられる」感覚こそが、車幅感覚の正体だ。

 この感覚さえ身につければ、狭い道でのすれ違いや、左折時の巻き込み防止、さらには路肩への寄せ停車も格段にスムーズになる。左側を擦って数万円単位の板金修理代を払うハメにならないためにも、この3分のトレーニングを実践してほしい。

 車幅を完全にコントロール下に置くことができれば、運転のストレスは驚くほど減り、ドライブがもっと自由で楽しいものになるはずだ。愛車のサイズを手のひらで転がすような感覚、ぜひ手に入れてほしい!

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