結局どれを選ぶのが正解なのか
購入時の支払いをできるだけ抑えたいなら、Z(HEV)が最適です。22.5km/Lの低燃費に加え、後席シートヒーターなど日常で使いやすい装備も充実しており、自宅に充電設備がない人でも安心して選べます。
ただ、補助金によって購入時の価格差が大きく縮まるZ(PHEV)は、ランニングコストや法定費用まで含めると、日常的に充電し、総走行距離の7割程度以上をEV走行で賄えるケースであれば、HEVよりお得になる可能性があります。普段はEVとして静かに走り、遠出ではハイブリッドとして航続距離を気にせず使えるというPHEVならではの魅力も大きな武器です。HEVより安くなるのは日常的に充電し、総走行距離の7割程度以上をEV走行で賄えるケース自宅で充電できる環境があるなら、充電ステーションまで行く必要はなくなり、さらに利便性が高まるでしょう。
GR SPORTは、ランニングコストや法定費用まで含めると、HEVより約14万円のコスト増となりますが、専用サスやボディ補強、専用デザインなどの特別装備によって、「よりスポーティなRAV4が欲しい」「所有する満足感も重視したい」という人にとっては、ベストチョイスといえるでしょう。
最後に、PHEVを検討する上で知っておきたいポイントを整理しておきます。
・CEV補助金の運用ルール
国のCEV補助金(85万円)は購入時の直接値引きではなく、車両登録後の交付となります。また、規定の保有期間(原則4年間など)を満たさずに売却した場合は、補助金の返納が必要になるケースがあるため事前の確認が必要です。
・自宅の充電設備・V2Hの導入
現在ご自宅に充電設備がない場合でも諦める必要はありません。普通充電器の設置はもちろん、クルマの電気を家庭用に活用できる「V2H(Vehicle to Home)」充放電設備の導入に対しても国の補助制度(インフラ導入補助金)が用意されています。PHEV検討を機に、自宅のエネルギー環境を整えてみるのもいいかもしれません。
車両本体価格だけを見れば「140万円の差」に圧倒されがちですが、補助金、リセールバリュー、維持費まで含めて考えれば、PHEVやGR SPORTが十分に現実的な選択肢に入ってきます。ご自身の走行距離や充電環境に合わせて、ぜひ最適な1台を選んでみてください。
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