RAV4 PHV アウトランダーPHEV…災害対策としての最強のクルマ選び

ミニクロスオーバーPHEV

EV走行距離53.0km、駆動用バッテリー容量10.0kWh、給電×、価格510万円
EV走行距離53.0km、駆動用バッテリー容量10.0kWh、給電×、価格510万円

 ミニクロスオーバーPHEVは、フロントは6速ATと組み合わされる136馬力の1.5L、3気筒ターボ、リアは88馬力のモーターが駆動するというもので、EV走行中はリアのみの駆動、4WDとなる際はフロント/エンジン駆動、リア/モーター駆動となるなど、ユニークなシステムとなっている。

ポルシェカイエンEハイブリッド、カイエンEハイブリッドクーペ

EV走行距離44km、駆動用バッテリー容量17.9kWh、給電×、価格 カイエン1275万円、カイエンクーペ1343万円
EV走行距離44km、駆動用バッテリー容量17.9kWh、給電×、価格 カイエン1275万円、カイエンクーペ1343万円

ポルシェカイエンターボS Eハイブリッド、カイエンターボS Eハイブリッドクーペ

EV走行距離41km、駆動用バッテリー容量17.9kWh、給電×、価格カイエン2408万円、カイエンクーペ2465万円
EV走行距離41km、駆動用バッテリー容量17.9kWh、給電×、価格カイエン2408万円、カイエンクーペ2465万円

 ポルシェのラージSUVであるカイエンとカイエンクーペには2種類のプラグインハイブリッドが設定されている。

 2種類のうちバランス型となるのが340馬力の3L、V6ターボに8速ATに内蔵される136馬力のモーターを組み合わせたEハイブリッドで、それでもシステム出力は462馬力に達し、0から100km/h加速はスポーツクロノパッケージ付で5.0秒、最高速253km/hと第一級のスポーツカー並みの動力性能を備える。

 もう1つはザックリいうとEハイブリッドのエンジンを550馬力のV8ツインターボに換えたものとなるターボS Eハイブリッドで、こちらは680馬力のシステム出力を誇り、0~100km/h加速はスポーツクロノパッケージ付きで3.8秒、最高速295km/hとスーパーカー級だ。

プジョー3008GTハイブリッド4

EV走行距離64.0km、駆動用バッテリー容量13.2kWh、給電×、価格565万円
EV走行距離64.0km、駆動用バッテリー容量13.2kWh、給電×、価格565万円

 プジョー初のプラグインハイブリッドとなるミドルSUVの3008GTハイブリッド4は、フロントは200馬力の1.6Lターボ+8速AT内蔵の110馬力のモーター、リアは112馬力のモーターによる駆動で、システム出力は300馬力というミドル級のスポーツカーに匹敵し、RAV4 PHVの車格を半クラス下にしたようなキャラクターを持つ。

レンジローバープラグインハイブリッドP400e

EV走行距離41.4km、駆動用バッテリー容量13.1kWh、給電×、価格1493万~2956万円
EV走行距離41.4km、駆動用バッテリー容量13.1kWh、給電×、価格1493万~2956万円

レンジローバースポーツプラグインハイブリッドP400e

EV走行距離43.8km、駆動用バッテリー容量13.1kWh、給電×、価格1218万~1351万円
EV走行距離43.8km、駆動用バッテリー容量13.1kWh、給電×、価格1218万~1351万円

 SUVの王様的存在となるレンジローバー、レンジローバーよりはスポーティかつカジュアルなキャラクターとなるレンジローバースポーツに設定されるプラグインハイブリッドは300馬力の2L、直4ターボに8速AT内蔵のモーター(142馬力)組み合わせたもので、システム出力は404馬力となる。

 レンジローバー、レンジローバースポーツともに車重は2600kg台からとなるが、モーターのアシストもあり重量車ながら走りは軽快だ。

ボルボXC40リチャージプラグインハイブリッドT5

EV走行距離45.6km、駆動用バッテリー容量10.3Wh、給電×、価格649万円
EV走行距離45.6km、駆動用バッテリー容量10.3Wh、給電×、価格649万円

 48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッド、スウェーデン本国ではすでに登場している電気自動車という3本柱で電動化を進めるボルボは、小さめのミドルSUVのXC40にもプラグインハイブリッドとなるリチャージプラグインハイブリッドT5を設定している。

 XC40リチャージプラグインハイブリッドT5は180馬力の1.5L、3気筒ガソリンターボに7速DCT内蔵のモーター(82馬力)というプラグインハイブリッドシステムを使っており、当記事で登場するプラグインハイブリッドのSUVでは唯一のFF車となる。

 動力性能は1.5L、3気筒ガソリンターボながらシステム出力は262馬力と、車名通り動力性能重視の2Lガソリンターボ級で、振動に代表される3気筒エンジンの弱点をほとんど感じさせないところも魅力だ。

次ページは : ボルボXC60リチャージプラグインハイブリッドT8 AWD

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