ミニクロスオーバーPHEV
ミニクロスオーバーPHEVは、フロントは6速ATと組み合わされる136馬力の1.5L、3気筒ターボ、リアは88馬力のモーターが駆動するというもので、EV走行中はリアのみの駆動、4WDとなる際はフロント/エンジン駆動、リア/モーター駆動となるなど、ユニークなシステムとなっている。
ポルシェカイエンEハイブリッド、カイエンEハイブリッドクーペ
ポルシェカイエンターボS Eハイブリッド、カイエンターボS Eハイブリッドクーペ
ポルシェのラージSUVであるカイエンとカイエンクーペには2種類のプラグインハイブリッドが設定されている。
2種類のうちバランス型となるのが340馬力の3L、V6ターボに8速ATに内蔵される136馬力のモーターを組み合わせたEハイブリッドで、それでもシステム出力は462馬力に達し、0から100km/h加速はスポーツクロノパッケージ付で5.0秒、最高速253km/hと第一級のスポーツカー並みの動力性能を備える。
もう1つはザックリいうとEハイブリッドのエンジンを550馬力のV8ツインターボに換えたものとなるターボS Eハイブリッドで、こちらは680馬力のシステム出力を誇り、0~100km/h加速はスポーツクロノパッケージ付きで3.8秒、最高速295km/hとスーパーカー級だ。
プジョー3008GTハイブリッド4
プジョー初のプラグインハイブリッドとなるミドルSUVの3008GTハイブリッド4は、フロントは200馬力の1.6Lターボ+8速AT内蔵の110馬力のモーター、リアは112馬力のモーターによる駆動で、システム出力は300馬力というミドル級のスポーツカーに匹敵し、RAV4 PHVの車格を半クラス下にしたようなキャラクターを持つ。
レンジローバープラグインハイブリッドP400e
レンジローバースポーツプラグインハイブリッドP400e
SUVの王様的存在となるレンジローバー、レンジローバーよりはスポーティかつカジュアルなキャラクターとなるレンジローバースポーツに設定されるプラグインハイブリッドは300馬力の2L、直4ターボに8速AT内蔵のモーター(142馬力)組み合わせたもので、システム出力は404馬力となる。
レンジローバー、レンジローバースポーツともに車重は2600kg台からとなるが、モーターのアシストもあり重量車ながら走りは軽快だ。
ボルボXC40リチャージプラグインハイブリッドT5
48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッド、スウェーデン本国ではすでに登場している電気自動車という3本柱で電動化を進めるボルボは、小さめのミドルSUVのXC40にもプラグインハイブリッドとなるリチャージプラグインハイブリッドT5を設定している。
XC40リチャージプラグインハイブリッドT5は180馬力の1.5L、3気筒ガソリンターボに7速DCT内蔵のモーター(82馬力)というプラグインハイブリッドシステムを使っており、当記事で登場するプラグインハイブリッドのSUVでは唯一のFF車となる。
動力性能は1.5L、3気筒ガソリンターボながらシステム出力は262馬力と、車名通り動力性能重視の2Lガソリンターボ級で、振動に代表される3気筒エンジンの弱点をほとんど感じさせないところも魅力だ。
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