環境への対応が迫られ、世界的に「電動車へ」という流れにある自動車業界。日本でも、東京都の小池都知事が「2030年以降、ガソリン車の販売を禁止するよう制度改正したい」とするなど、特に最近、電動化への流れが加速している。
本当に10年後にそのような状況にできるかどうかはさておき、クルマを「移動ツール」として考えている方には、電動化しようがしまいが(価格への跳ね返り以外は)どうでもいいだろう。むしろ、本当に環境にいいのであれば「めっちゃいいことじゃん」となると思う。
しかしそうでない方、ハイブリッド車が登場するずっと前からクルマに乗り、クルマが好きで、カーライフを楽しんできた方々にとっては、もやもやする点もあるかと思う。筆者もそのひとりだ。
「もやもや思う」理由については、時代が変わっていく寂しさや、電動化への疑問など、いろいろあるだろう。それももちろんあるが、今回は「ドライビングプレジャー」に焦点を置いてみようと思う。人によって、さまざまな意見があるかと思うが、以下では、筆者が考える「純ガソリン車でしか味わえない楽しさ」をお伝えしていく。
文:吉川賢一
写真:TOYOTA、NISSAN、HONDA、SUZUKI、SUBARU
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