■スマホ連携は便利だが大きな落とし穴も
国産、輸入車に限らずコネクテッドを活用する際にはスマホがかなりのウエイトとなってくる。車両からの情報やドアロック/アンロックの遠隔操作など、使いこなせばかなり便利なものも今後はますます増えていくはずだ。
しかし「スマホを落としただけなのに」ではないが、スマホを紛失したイコール、クルマの使用権を誰かに奪われてしまう可能性もある。スマホは自車位置の確認もできるので、最悪の場合、その車両を特定し、解錠してそのまま盗まれる可能性もある。
もちろん、これらに関してはもしトラブルが発生したらコールセンターに連絡することでエンジン始動を停止させるサービスを行っているメーカーもあるが、気がつくのが遅くなればなる程リスクは高まる。
もはや生活とは切り離すことのできないスマホでも年間で10万台以上の紛失があるという報告も過去されている。
いずれにせよ、今後進化を続けるコネクテッドカーにおいて、実は最も重要なのはこのセキュリティの部分なのだ。
また何もコネクテッド機能を使わなくてもできる機能、例えば「天気予報」や「ニュース」などのコンテンツは乗車前であればスマホで事足りる。昔であれば、車内で色々できることは重宝されたが、実はコネクテッドカーの最大のライバルはスマホだったりするのである。
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