■Z/1998年登場
これはホンダ史上最悪に近い珍作だ。フツーの実用的な軽自動車のエンジンをミドシップにしても、スペースユーティリティが悪くなるだけで、利点はあまりない。後席は床面が一段高くて狭苦しいし、腰高で別に操縦性がいいわけでもなく、ホントに変わったクルマでした。
なぜミッドシップにしたのか、いまだに理解できないのだが、開発陣の頭には、ミッドシップのアクティが好評だったことがあったのでしょうか?
■現行型アクティ/2009年登場
アクティは農道のNSX。そのエンジンは見事にリアアクスルのすぐ前方に位置していて、荷台の下を覗き込むとそれが見えるのがステキだった。雪の鷹栖ハンドリング路で試乗させていただきましたが、さすがミドシップ、とてもバランスがよくて楽しかったです。
「農道のポルシェ」ことサンバーが絶版になり、アクティも絶版になり、軽トラが全部キャブオーバータイプになったのは、ニッポンの損失ですね。ユニークな軽トラでした。
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