脱炭素でEVに駆逐されるってマジ!? ハイブリッドはいつまで生き残れるのか


ハイブリッドはいつまで生き残る?

ノーマルガソリンエンジン車を廃止し、e-POWER専用車として誕生した新型ノート(WLTCモード28.4 km/L)。e-POWERとは、エンジンを発電用の動力電としたハイブリッド車のこと

 そんなことからフルハイブリッドは、強力かつ有望なショートリリーフになりそうな流れになっている。

 我が国の場合、2030年代半ば以降に登場する新型車はすべて電気自動車か燃料電池車になると思う。けれど、そこまでの主役は間違いなく安価で選択肢の多いフルハイブリッドになるだろう(電動化車両のため東京でも売れる)。

 ヨーロッパは前述のCAFE達成のためハイブリッドが有効。実際、トヨタのみ電気自動車をラインナップしていないのに2021年のヨーロッパCAFEをクリアできる。

フィットには、ホンダが開発したフルハイブリットシステム「e:HEV」が搭載されている(WLTCモード28.8km/L)

 ただ日本勢以外、燃費の良いフルハイブリッドを作れるメーカーがなく、しかも今から開発したって手遅れ。電気自動車に猛進するだろう。日本勢、有利です。

 アメリカも環境問題に一切興味なかったトランプ政権からバイデン政権に変わり、厳しいCAFE(そもそもCAFEはアメリカが考えた規制)を打ち出すと思う。こいつに対応しようとすればハイブリッドがベストの答えになる。

 アメリカも今後10~15年はフルハイブリッドが重用されることだろう。バイオ燃料使ったハイブリッドも見直される?

 中国は「2035年から電気自動車半分。フルハイブリッド半分」という明確な規制を発表。西側諸国より確実に履行されるだろう。

 現時点で実用的なフルハイブリッドを作れるメーカーは世界中で日本の3社のみ。政治的に作られる経済断絶さえなければ、トヨタと日産、ホンダの技術が中国で広く普及していくと考えます。

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