■今後、こんなクルマを出してほしい!
ここまでは、時代を突き抜けていた過去のクルマを紹介してきたが、最後は今後ホンダに出してもらいたい期待のクルマを考えてみた。
まずは軽スポーツカーのS660の生産終了を受けて、ホンダeのユニットを流用したS660の後継車となるEVミドシップスポーツカーを出してもらいたい。
軽自動車の規格で作るのが難しいというのであれば、S2000の後継車としてもいいだろう。航続走行距離は無視して、サーキット走行を視野にいれたEVスポーツカーはいかにもホンダらしい意欲作だ。
また、高出力・低燃費で定評のあるe:HEVをさらに進化させて、N-BOXやN-ONEといった軽自動車に展開できれば、N-BOXの販売台数No.1をさらに盤石なものとできるかもしれない。
そして、2022年前半にデビュー予定の次期型シビックタイプR。現行型同様の直4、2Lターボを搭載し、後輪は独立した2モーターを組み合わせたハイブリッドになると予想される。
やはり、ホンダといえば9000回転まで回る超高回転型のVTECエンジン。最後の悪あがきではないが、純ガソリン車の新車販売が禁止される2030~2035年の前に、ホンダの底力を感じさせる超高回転型VTECを積んだ、手に届くスポーツカー(NSX級ではない)を出してほしい。
その後、EVの高性能パワーユニット(呼び方はe-VTECじゃないが)を積んだ、テスラや世界のEVスポーツを圧倒するスポーツカーも望まれる。
F1で培ったハイブリッド技術、そしてマスキー法をはじめ、数々の困難を乗り越えた環境性能の高さ。それを両立した新世代のスポーツカーをぜひホンダには作ってもらいたいと思う。
みなさんはホンダにどんなクルマを出してほしいですか?
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