【絶滅種を愛そう】今はなき美しき4ドアハードトップ車たち 5選

美しいシルエットを実現していたサッシュレスの4ドアハードトップ(HT)は4ドアモデルのクーペ版であり、まさに花形であって、乗用車ニーズのなかで大きなシェアを占めていた。

2ドアクーペの優雅さを4ドアにも与えることで、豪華さや特別感を演出する狙いがあった4ドアHTは、多くの子供たちに「大人になったらこういうクルマに乗ってみたい!」と思わせるオシャレさがあった。

このため、自動車産業が成熟するとともにさまざまなモデルに4ドアHTが設定され、送り出された。

しかしながら、この4ドアHTはバブル期である90年代に絶頂期を迎え、2000年を境に続々と採用モデルが生産を終了。気がつけば絶滅種となり、今では「4ドア」といえばすなわちセダンを指す言葉となってしまった。

あれほどの高い人気を誇った4ドアHTの消滅の背景には、RVやミニバンブームにおけるユーザーの居住性重視の志向に加え、90年代から側面衝突などより高度な衝突安全性の実現に向けた取り組みや高速域での静粛性向上にサッシュレス構造が仇となることなどから、メーカーも4ドアはセダン構造の中で差別化を図っていくという選択をしたことにある。

そんな「失われた魅力」をまとう4ドアHT、本企画ではそれを代表するモデルたちを振り返り、復活を期待したい。

走破性と走行性能を両立したクロスオーバーSUVが大流行するのであれば、美しいデザインと走行性能と安全性能をクロスオーバーした4ドアHTだって(復活すれば)流行するのではないか!? 
文:大音安弘


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