ドイツの”エボ”はいかに? メルセデス190E エボIIに乗る 【スーパーカー劇場】


■モータースポーツファンなら垂涎の1台

車両重量は1430㎏(車検証の重量)と若干重いけど、スポーツカーとしてのポテンシャルは充分味わえる。ちなみにこの個体は、モーテックでエンジンを制御している効果もあり、オリジナルよりもパワーがあって加速感は申しぶんない。

エボIIの魅力はやっぱりスタイリング。注目度は抜群で走っていると凄い視線を感じる。目立ちたい人には最高のクルマ。こんな奇抜な恰好なのに乗り心地は高級車の風格。

コスワース製のエンジンはまさに名機だ
コスワース製の直4の2.5Lエンジンはまさに名機だ

これだけ経年劣化が進むと足がヘタってきたりするんだけど、カッチリとした剛性感で古さを感じさせない。日頃、オーナー自身がちゃんとメンテナンスをしている感じが伝わってきて、まったく色あせない乗り心地。最高だね!

ブレーキはキャリパーとローターが大型化され、制動性に癖があるけど、今のクルマと比較してもよく停まる。踏力により制動性が変化して、ペダルに軽く足を載せただけでは、ブレーキは効かないので、踏力での調整が必要だ。

これはレーシングカー特有の感覚でオレ的には違和感なく受け入れられる。

やっぱりモータースポーツをやっている人間ならエボIIって凄く魅力的なクルマだよ! DTMに勝つためにベンツがなりふり構わずラインアップさせたってところが素敵。

3ペダルのメルセデスはなんだか新鮮。とはいえ普通の190E然としているところがまたいい
3ペダルのメルセデスはなんだか新鮮。とはいえ普通の190E然としているところがまたいい

生産台数が500台っていう割り切り方も、世界的なメーカーなのに大人げなくてさらに好感が持てる。モータースポーツファンからしてみたら、公道を走るレーシングカーっていうイメージ。

もしお金に余裕があったら絶対に所有して未来に残しておきたい1台だよね。

最後に今回はベストカーウェブYouTubeチャンネルでインプレッション動画も公開しているのでぜひともチェックしてね!

動画ではイマイチ弾けられないオレの真面目な部分が前面に出ているので、そこらへんも見どころです(笑)。