現在、日本で市販されているEVにおいて、1速固定の変速機構ではないクルマは、ポルシェ タイカンのみ。
ハイブリッド車であっても、有段トランスミッションを持つクルマはほんのひと握りで、レクサス LSやLC、クラウン(トヨタFR向けマルチステージTHS II)と、シーマ、フーガ、スカイライン(日産FR車用インテリジェントデュアルクラッチコントロールハイブリッド)といった、ごく一部の高額車に限られている。
クルマの電動化のなかで、存在感を失いつつあるトランスミッション。将来、ハイブリッドを含む電動車がもっと主流となったとき、トランスミッションがなくなってしまうのだろうか。
文/吉川賢一
写真/HONDA、池之平昌信、LEXUS、Porche AG
【画像ギャラリー】本稿で登場したポルシェタイカン&タイカンターボS写真20枚+α
コメント
コメントの使い方