■マツダは発電用ロータリーエンジン搭載車を2022年春に発売!
2022年春、MX-30のHEV(HV)とPHEVのエンジンとして、ロータリーエンジンが復活する。このロータリーエンジンは発電専用で、日産のe-POWERと同じく、駆動する動力はバッテリーのみとなる。
つまり、ロータリーエンジンを駆動力とするストロングハイブリッドはなく、発電機用として復活するのだ。
しかし、ローターを2~4つ並べることができるため、駆動に使うパラレルHEV(HV)やPHEVとしても使うこともできるので、将来的に駆動用のロータリーエンジンが登場する可能性もある。
現実的には、ロータリーエンジンが駆動力として使われるのは、水素ロータリーやe-Fuelが登場した時になるだろう。
水素ロータリーに関してだが、ロータリーエンジンは構造上、ヒートスポットができないことから水素燃料との相性がいい。マツダは30年以上も開発を続けていることから、水素ロータリーの実用化も充分考えられる。
2021年6月17日、マツダは2030年に向けての商品戦略の方針説明を行ったが、この戦略のなかに、2030年時点で電動化比率100%とし、そのうち純電気自動車(BEV)を25%と想定していると発表。
75%は内燃機関+電動化技術(HEV、PHEV、レンジエクステンダーEVとし、2025年までにBEV3車種、PHEV5車種、HEV5車種をグローバルに投入すると公表した。HEVに関しては、マイルドHEVは含まないが、トヨタからOEM供給を受けるモデルも含まれるとしている。
■マツダからラージクラスの直6+FRが登場!
そして、俄然期待が高まるのはマツダの直6+FR。マツダはついにラージ商品群の縦置き直6+FRのプラットフォームを公開したからだ。
さらにガソリンエンジン+48VマイルドHEVとPHEV、ディーゼルエンジン+48VマイルドHEVの画像を公開したことで、その対象となるマツダ6、CX-5、CX-8、CX-9の次期モデルはこれらのパワーユニットを搭載することが明らかになった。
そのラージ商品群第一弾がいよいよ、新型マツダ6として2022年春に登場する。直6エンジンはSKYACTIV-G(ガソリン)/D(ディーゼル)/X(ガソリンSPCCI)で、直4エンジン(縦置き)はSKYACTIV-Gのみ。排気量は直6が3L、直4が2Lとなる。
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