■ ディーゼルはスムーズでしなやか! 90は個性的でキビキビ走る!
遠慮なく110ディーゼルのステアリングを握って、まずはオフロードセクションへ。
ディフェンダーはテレインレスポンス2によって地形をモニタリングし、車両設定を最適に行ってくれるという。
いうならば、アクセルさえしっかり踏んでいれば常に最適のトラクションがかかり、パジェロのような大失敗は起こらないというわけ。
電子制御で走破性を高めるのはもはや当たり前の技術だが、大事なのは安心感。ディフェンダーなら剛性感たっぷりのボディとモリモリ出てくる低速トルクのおかげで岩場や凸凹道でも余裕で走り切る。
スゲ~の反面、微妙なアクセルワークもいらず、逆に物足りないくらい。
注目の110に追加された直6、3Lディーゼルはなかなかいいぞ。シュワンとスムーズに加速し、ガソリンよりも静かなくらい。
発進時にアシストするというマイルドハイブリッドの効果はあまり感じなかったが、渋滞路や街中で試してみたいと思った。
もうすぐ登場するランクル300にはV6、3.3Lディーゼルがラインナップされるというが、この2台、橋本(真也)と俺のような関係になりそうだぜ!
ショートのほうにも乗ったが、435mm短く320kgも軽いから男子柔道なら81kg級と100kg超級みたいなもの。
きびきび感が際立ち、高速までよく伸びる。スタイル的にもこっちのほうが個性的で、ドアがでかくて乗り降りしやすく、後席のスペースも想像以上に広いからいい選択かもしれない。
ディフェンダーは俺の想像どおり、歯応えのあるクルマだった。特に身長が190cmを超える俺のような男がストレスなく乗るにはいいぞ。
満足、満足、大満足だったぜ!
■エクスプローラーパックが気に入った!
ディフェンダーでは4つのアクセサリーパックが用意されるが、シュノーケルに似たレイズドエアインテーク(埃や砂からエンジンを守る)が装着されるエクスプローラーパック(あれこれついて本体価格55万4840円)が気に入った。
●ディフェンダー110 X-DYNAMIC SE D300主要諸元
・全長×全幅×全高:4945×1995×1970mm
・ホイールベース:3020mm
・車重:2420kg
・エンジン:直6DOHC ICターボ+MHEV
・排気量:2993cc
・最高出力:300ps/4000rpm
・最大トルク:66.3kgm/1500~2500rpm
・トランスミッション:8AT
・最低地上高:218mm
・WLTCモード燃費:9.9km/L
・価格:865万円
※110のディーゼルモデルは48Vのマイルドハイブリッドでモーターの最高出力は18kW、最大トルクは55Nmとなる
●ディフェンダー90 X-DYNAMIC SE P300主要諸元
・全長×全幅×全高:4510×1995×1970mm
・ホイールベース:2585mm
・車重:2100kg
・エンジン:直4DOHC ICターボ
・排気量: 1995cc
・最高出力:300ps/5500rpm
・最大トルク:40.8kgm/2000rpm
・トランスミッション:8AT
・最低地上高:216mm
・WLTCモード燃費:8.3km/L
・価格:753万円
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