電気自動車がアガリでいいのか? 人生最後に乗る「アガリのクルマ」


■災害に備えて、「コンパクトなクロカン4WD」

コンパクトな4WDのタフトはいかがですか?

 若い頃は「災害なんぞオレとはカンケーねぇ」と思うものだが、年を取るほどに、備える気持ちが高まってくる。備えるだけでなんとなく楽しくなる。

 災害への備えと言えば、やっぱりクロカン4WDということになるだろう。その究極は、登場したばかりのランクル300だ。なにしろ世界最強の信頼性を持つオフロード4WDなのだから! 新登場のディーゼルターボなら燃費も悪くない。GRなら顔付きもイケてる。中高年でもモテをあきらめない! みたいな気持ちにもなれる。

 しかし、納車待ち4年(?)というのは大きなネックだし、60代、70代で、巨大なランクル300というのも、ちょっとキツくないですか? 人間、年を取るほどに、小さいクルマがうれしくなるものです。これは赤ちゃん返りなのでしょうか。

 小さくて無敵のクロカン4WDとなると、現行ジムニーで異論はあるまい。でも、こっちも納車待ちが2年……。もちろん待ってもいいですよ。あるいはプレミア払って中古車を買ってもいい。ただ、ジムニーは3ドアだし、ATだと燃費はぜんぜん良くないし、なんだかんだと家族から不満が出るかもしれない。

 そこで、ぐーっとレベルを落として、タフトの4WDモデルでどうでしょう? タフト、いいクルマですよ。シャーシはDNGA。ビックリするほどしっかりしている。

 ライバルのハスラーより若干イイ! タフトで災害への備えになるのかと言われれば微妙だが、別にランクル300やジムニーなら生き残れるというわけではなく、日本では「フツーのクルマよりは多少水没に強い」くらいのものじゃなかろうか。ならタフトで良くないですか?

 まあ、具体的な車種はみなさんの妄想におまかせします!

■最後のスポーツカーに、憧れのフェアレディZ!

2021年8月18日に北米で発表された新型Z(ニューヨーク・タイムズスクエア前)。400ps/474Nmを誇る3リッターV6ツインターボのVR30DDTTエンジンを搭載。日本発表は2021年末の予定

 死ぬまでにもう一度、スポーツカーに乗りたい。子供も巣立った今ならそれが可能かも! と妄想している中高年は少なくないはずだ。

 そんな時、黙って絶対的にオススメできるのは、軽量コンパクトで世界第一級に美しい現行ロードスターなのですが、もうさんざんオススメしてきたので、今回は新型フェアレディZを推したいと思います!

 なにしろZだ。中高年にとってはZというだけで特別。昭和のカッコよさの結晶である。新型は初代へのオマージュ色が濃く、見ただけで若返る。

 しかもエンジンは、ドッカーンとパワーが炸裂する400psのV6ツインターボ! しかもMT! まさに最後にひと花咲かせる感じである。新型Zに乗っておけば、次は自動運転のEVでも人生に悔いなし!

ATもあるが、新車で買える最後のMT車としてアガリのクルマにしたい!

次ページは : ■最後のオープンカーなら、オッサンにも似合う「コペン」