■プロ野球球団マスコットから地域のゆるキャラまで
ご当地ナンバーの導入当初は田舎くさいと冷ややかな目でみる人が多かった東京23区も、今では共感する人が増えつつあるようで、世田谷は「多摩川とサギゾウ」、杉並はゆるキャラの「なみすけ」、江東は「ゲートブリッジ」、葛飾は「菖蒲とカワセミ」など続々と導入されている。
現状ではまだそれほど見かけない気もするが、まさか役所が管轄する自動車のナンバープレートにゆるキャラが描かれる時代が来るとは夢にも思わなかった。杉並区は「アニメ産業」の集積地であることをアピールしたいなど、地域の様々な狙いが込められている。
福山での「広島カープ」などは、地元の広島カープファンにとってはたまらないだろう。筆者は西武ライオンズファンが高じて所沢市に転居したので、所沢ナンバーには是非ともライオンズのレオマークを導入してもらいたい!(笑)
ちょっと面白いところでは富士山。地元どころか日本を代表する山ということで、山梨と静岡の県民の間でよく所有権を争う笑い話で盛り上がるが、富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山市の5市で使えるのは珍しいケースだ。自治体の垣根を超えた富士山麓地域として富士山の魅力をアピールしたい考え。
こうしてイラストを載せるとなると、日本独自のナンバープレートも無駄に大きなサイズで良かったと思える。反対派も少なくないとはいえ、地元愛を表現したい人にはマイカーを所有する楽しみのひとつにもなるので、ジワジワと浸透していくのではないだろうか。
コメント
コメントの使い方カープナンバー(笑)
ダサすぎて絶対に、いや死んでもいらん。