■ダイハツソニカ&スズキセルボ(5代目モデル):販売目標には遠く及ばず/ワゴンRが強すぎた?
この2台はどちらも5ドアボディながらの軽乗用車ながら、スタイリッシュなエクステリアを持つスペシャリティ&プレミアムな軽自動車として2006年に登場した。
どちらも機能的にはそう申し分はなく、価格が高い訳でもなかった。しかし、ソニカは登場時2000台の販売目標台数に対し約3年間の販売期間で約3万台、セルボも登場時5000台の販売目標台数に対し約4年間で約6万8000台、どちらも想定していた販売台数には遠く及ばず、短命に終わった。
想定していた販売目標台数に及ばなかった理由としては、どちらも近い価格で必要性はともかくとして、より実用的なワゴンRやムーヴといった軽ハイトワゴンも選べ、そちらに流れるユーザーが多かった点は大きい。
また、ソニカに関しては同じ2006年に当時としては最新のプラットホームを採用するなどしたムーヴのフルモデルチェンジにより、ムーヴが素晴らしい軽自動車に進化したため、結果的にプラットホームが1世代前のものとなったソニカは選ばれにくかったという不運も浮かぶ。
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