■再び登場のDB5! ナンバープレートの粋な演出に感涙!!
この車は『スカイフォール』でボンド自身が隠し持っていたという設定で登場する。というのも、初めて登場した『ゴールドフィンガー』と同じ車という設定なので、ナンバープレートも同様に「BMT 216A」になっているのがシリーズファンには嬉しいポイント。
アストンマーティンDB5は、これまでも『トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)や『カジノ・ロワイヤル』(06)に登場しているが、ボンド自身がこれを駆ってカーアクションをするのは『ゴールドフィンガー』以来だったのだ。
そんな思い出の車と、美女を手にしてニヤリで終わる『スペクター』なのだが、最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』でもアストンマーティンが出演するという。それも4種類も!
ボンドが勝手にマイカーにしてしまった(としか見えない)DB5はもちろん、V8サルーン、DBSスーパーレッジェーラ、ヴァルハラの4台が登場するという。
また、マセラッティのクアトロポルテ、ランドローバーのディフェンダー、さらにトヨタのランドクルーザープラドも活躍するというから、車もいつも以上に大判振る舞いなのか? 期待が高まります!
●解説●
死者の日の祭りで沸き返るメキシコで、何者かを追うジェームズ・ボンド。だが、それは彼自身が勝手に行っていた捜査。それがばれたボンドは新任の上司Mから停職処分を受けてしまう。
ボンドの本当の目的は謎の男の正体を暴くこと。落命したMの遺言を果たすためだったのだ。しかし、その任務は、またしてもボンドを過去へと引きずり込むことになる。
『スカイフォール』をモノした監督サム・メンデスが関係者全員の希望に応えて続投したシリーズ第24弾。
ボンドを過去と向き合わさせる人物、かつてドナルド・プレザンスやテリー・サラバス、マックス・フォン・シドーらが演じていたボンドの宿敵を、今回は『イングロリアス・バスターズ』(09)等で二度のオスカーに輝く名優クリストフ・ヴァルツが熱演。
スペクターの首領という設定に変わりはなく、マオカラーのジャケットやネコ等、ガジェットも踏襲しているものの、ボンドとの個人的確執は本作のオリジナル。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』にも顔を出しているところを見ると、またもボンドを追い詰めるのかもしれない。
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『007/スペクター』
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ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
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