ダイムラートラックAGが昨年9月に世界初公開したメルセデス・ベンツブランドの燃料電池トラックのコンセプトモデル「GenH2」は、水素の貯蔵方法に液体水素を採用しているのが特徴。
液化水素の高いエネルギー密度によって、大型車の電動化における課題のひとつである「ディーゼル車並みの長距離運用」を可能にするという提案で、2023年に顧客による実用供試を開始し、25年以降に量産を開始する計画だ。
ここでは同時発表された大型電動トラック「eアクトロス・ロングホール」と「eアクトロス」とともに、GenH2の実像に迫ってみたい。
文/多賀まりお、「フルロード」編集部
※2020年12月10日発売「フルロード」第39号より
【画像ギャラリー】ディーゼル並みの長距離運用!? 2025年以降の量産を計画するダイムラーのコンセプトモデル「GenH2」
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