■三菱:No.1は三菱きってのエポックなあのモデル
●プラウディア(2000年2月デビュー)からeKスペース(2020年3月登場)まで:全48車種
最近の三菱車のなかでエポックを画したのがアウトランダーPHEVだ。
エンジンを発電機として使い、これに外部充電システムを組み合わせ、モーター走行の領域を広げている。PHEVの魅力に、SUVの卓越した走破性能を組み合わせたことを高く評価して最上位とした。
そして外せないのが、ランサーエボリューションシリーズだ。2Lという排気量のなかで最強、そして最速を目指した刺激的なスポーツセダンである。
2000年以降となると第3世代のランエボVIIからになるが、VIIの登場は衝撃的だった。もちろん、走りの実力も文句なし。
ランエボの最終形とも言えるエボXはパワートレーンを一新し、ツインクラッチ採用の6速2ペダルMTも設定している。
新鮮さを感じたが、伝説を築いた20世紀のランエボと比べると衝撃度は小さい。また、エボIX派生の硬派ランエボワゴンもトップ10にふさわしい実力派だ。
ランエボとともに秀作が多いのが軽自動車である。感嘆した軽自動車の筆頭が、世界初の量産EVとして2010年春にデビューしたi-MiEVだ。
航続距離は短かったが、異次元の走りを見せ、快適性も高かった。東芝製のSCiB電池の実力も非凡。このメカニズムを用いた商用車のミニキャブMiEVも近場の配送で実力を発揮する。
そして小さな実力モデルとして忘れられないのが、初代eKワゴンだ。立体駐車場も使える絶妙な高さのハイトワゴンで、デザインだけでなくパッケージングも素晴らしかった。
ターボ搭載のeKスポーツも気持ちいい走りを披露する。最近の佳作は、2代目eKスペースと兄弟車のeKクロススペースだ。キャビンは驚くほど広く、走りの実力もクラストップレベル!!
コンパクトカーで光っていたのは2002年秋に登場した新生コルトである。キュートなデザインで、キャビンは広く、シートアレンジも多彩だった。エンジンとサスペンションの仕上がりもいいなど、トータル性能が高い。ラリーアートの走りも魅力的だ。
息の長いモデルになったデリカD:5も三菱の自動車史に残る傑作で、ミニバンの新境地を切り開いた。SUV顔負けの卓越した走破性は今も健在だ。追随を許さない。
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