■ヘンタイ心の琴線を刺激する限定車よ、永遠に・・・
5選ということで上記5台に絞ったが、挙げればまだまだキリがない。
このテーマにヘンタイ級のクルマ好きと居酒屋で飲んだら、どちらかが寝落ちするか「もう閉店です!」店員さんに追い出されるまで話題が尽きることはないかもしれない(笑)。
数ある限定車のなかでも人々の、なかでもヘンタイ心の琴線を刺激するこれらのモデルは生産されてからかなりの時間を経ている。
ワンオーナーカーとしていまでも所有されている個体はごくわずかかもしれない。すでに多くの個体が廃車となり、姿を消している可能性も高い。海外へと旅立っていったケースもあるだろう。
現オーナーや、未来のオーナーは「所有する」行為に加えて「保存する」ことも視野に入れるべき時期に入ったのかもしれない。
翻って現代の「限定車事情」だが、限定車に対するユーザーの目の色が変わってきた感がある。純粋なクルマ好きが手に入れるというよりも、投機目的の要素が強くなってきた気がするのだ。
クルマとして「走る」というもっとも重要な使われ方がなされず、ガレージや倉庫の奥深くで大切に保管され、20年後にデッドストック物として国内外のオークションに出品される可能性もある。
まるでタイムスリップしたかのように、新車当時のコンディションを維持したまま現存するのは喜ばしいことだと思うが、そこに魂のようなものが感じられないのは筆者の錯覚であろうか。
・・・とはいいつつ「動体・静態を問わず現存してくれたらそれでよし」なのかもしれない。
コメント
コメントの使い方