■日産、ホンダのサンルーフ設定車種は?
●日産
日産のサンルーフの設定で最も意外なのは、ミニバンのセレナに設定がないことだろう。2Lガソリン仕様もあるが、ノート&オーラやキックスのようにシリーズ式(モーター駆動のみ)のハイブリッド「e-POWER」では未設定というコンセプトと、生産コストの割り切りといえる。
セダン系モデルではメーカーオプションを基本として設定が残されている。フェアレディZは標準仕様がまだ確定していないが、現状で装備にサンルーフの設定はない。
●日産アリア
パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)を設定するアリア。ガラスパネルはガラスメーカーの日本板硝子製。アリアは発表済みのバッテリー容量66kWhのB6(FWD)ではメーカーオプションだが、上位グレードとなる90kWh仕様では変更される可能性もある。
◆設定なし
キックス、リーフ、マーチ、ノート、オーラ、セレナ、フェアレディZ、NV100、NV200、NV350キャラバン、ルークス、デイズ
◆設定あり
・スカイライン:電動ガラスサンルーフ、メーカーオプション
・フーガ:電動ガラスサンルーフ、VIP(250を除く)とAパッケージを除き、メーカーオプション
・シーマ:電動ガラスサンルーフ、標準装備
・アリア:パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)、B6仕様でメーカーオプション
・エクストレイル パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付) メーカーオプション(20Sを除く)
・エルグランド:ツインサンルーフ(フロント&リア:電動チルトアップ&スライド、 UVカット断熱機能付プライバシーガラス)、メーカーオプション
●ホンダ
ホンダのサンルーフは主にグループ傘下にある八千代工業が生産するが、サンルーフ採用車種には絞られており、下表には生産中止予定のモデルも含まれる。
発売間近の新型ステップワゴンは先代に続きサンルーフを設定しておらず、ヴェゼルでは最新式のはめ込み式パノラマルーフはIRカット(遮熱)、UVカット機能付きを採用するなどコストがかかっているとはいえ、設定グレードを限定している。
ヴェゼル全体での登録台数(5万3635台)のうち、パノラマルーフを標準装備する「PLaY」の登録台数(3247台)は、割合としては6%にすぎず(昨年4月の発売から今年2月末時点)、多く見積もっても1割にも満たないということになる。なお、販売台数トップグレードは「e:HEV Z」で約74%を占めている。
ホンダではサンルーフの呼称も機能に応じて変わるなど、現状ではモデルごとの「個別対応」といった印象を受ける。ちなみに、ホンダ-eの「スカイルーフ」はルーフ全体をはめ込み式ガラスパネルとしている。
●ヴェゼル
ヴェゼルははめ込み式のパノラマルーフ(IRカット〈遮熱〉/UVカット機能付Low-Eコートプライバシーガラス)をホンダ車で初採用した。複層のガラスパネルに機能フィルムを挟み込んだ構造により、90%以上の紫外線と赤外線をカットするとともに、日射透過率を25%以下に抑えるとのこと。
◆設定なし
フィット、フリード、シビック、オデッセイ、シャトル、ステップワゴン(新型)、N-ONE、N-BOX、N-WGN、N-VAN
◆設定あり
・アコード:チルトアップ機構付フロント電動スモークドガラス・サンルーフ 〈高熱線吸収機能付プライバシーガラス〉、標準装備
・ヴェゼル:パノラマルーフ IR・UVカット機能付Low-Eコートプライバシーガラス、「E:HEV PLaY」(FWD)に標準装備
・CR-V:電動パノラミックサンルーフ(チルトアップ&スライド機能付き)、マスターピース(ブラックエディション)に標準装備
・ホンダe:スカイルーフ(サンシェード付)、上位グレードのアドバンスに標準装備
コメント
コメントの使い方新型アウトランダーPHEVに付けた。 マイカーでは2代目プレリュード以来。高原をドライブするとき全開すると気持ちいいね。
床下にバッテリー重量があるから、トップヘビー感は全くない。
夏場の駐車で室内の換気を早めたい時も重宝する。つけてよかったと思っている。
ブッチャケいうと、洗車時の屋根面積が減ることもメリットとしてあった。
このクラスのSUVの屋根は広大だから、ガラス部分は適当にできるので楽。