美しすぎるカムリワゴンが海外で話題に!「トヨタのビッグステーションワゴン列伝」

■マークIIブリット

グレードはグレードはエンジンごとに、2.5Lターボの「2.5iR-V」、2.5L直噴の「2.5iR-S」、2Lの「2.0iR」の大きく3種だった。すべて直6だ
グレードはグレードはエンジンごとに、2.5Lターボの「2.5iR-V」、2.5L直噴の「2.5iR-S」、2Lの「2.0iR」の大きく3種だった。すべて直6だ

 2002年にマークIIクオリスの後継車として登場したマークIIブリットは、当時の9代目マークII(X110型)のステーションワゴンで、マークIIの本流となるFR車に戻った。

 マークIIブリットも9代目マークIIに準じたステーションワゴンで、9代目マークIIやクラウンエステート同様に2.5L直6ターボ搭載のスポーツモデルもあった。

 マークIIブリットはクルマ自体に大きな問題はなかったものの、クセのあるエクステリアが最大の理由として低迷。だが、クラウンエステート同様にマークIIがマークXに移行しても2007年まで継続生産され、マークIIの車名としては最後のモデルとなった。

 また、マークIIブリットとクラウンエステートの2.5L直6ターボ搭載車はMT車の設定こそなかったものの、MTへの換装が珍しくないドリフト業界では今も現役である。


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