昭和から平成初期にかけて、クルマが最強のモテツールだった時代が確かに存在した。
いまではすっかり死語になった感もあるが、かつて「3高(高学歴・高収入・高身長)」がトレンディ(?)だった時代、男子にとってどんなクルマに乗っているかはある種の死活問題だった。
これは、異性はもちろんのこと、同性に対しても、だ。所有しているクルマは、自身の存在感を誇示するためのアピールツールでもあったのだ。
昭和40年代男にとっては、懐かしさと甘酸っぱい記憶を思い出していただきつつ、かつて一斉を風靡したデートカーについてふりかってみたい。
文/松村透
写真/トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、メルセデスベンツ、ポルシェ、サーブ、AdobeStock(maroke, Paylessimages,buritora)
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