ハイブリッド追加でさらに魅力が増したロッキー/ライズ!! 今こそ同条件でヤリスクロスとガチバトル!!

■安全&運転支援機能比較

 両車ともに充実しており、ブラインドスポットモニターもオプション装着できる。その上で比べると、ヤリスクロスの衝突被害軽減ブレーキは、右左折時にも作動する。直進してくる対向車や横断歩道上の歩行者に反応して、衝突被害軽減ブレーキを作動させる。設計としてはヤリスクロスが新しい。

●勝敗:ヤリスクロスの勝ち

■燃費性能比較

 ヤリスクロスハイブリッドZのWLTCモード燃費は27.8km/L、ライズハイブリッドZは28.0km/Lだ(いずれも2WD)。この2車種同士で比べると、燃費性能はほぼ同じになる。

●勝敗:引き分け

■買い得グレードと価格の割安度比較

 ヤリスクロスハイブリッドZの価格は258万4000円、ライズハイブリッドZは232万円8000円(いずれも2WD)。価格はライズハイブリッドZが25万6000円安いが、ヤリスクロスと違って、ディスプレイオーディオはオプションだ。装備の違いを考慮すると、実質価格差は約18万円に収まる。

 ボディサイズや直進安定性の違いなども考えると、実質価格差が18万円であれば妥当だ。同じトヨタ車同士とあって、価格の割安感に差を付けていない。

●勝敗:引き分け

■総合評価

 外観の存在感、直進安定性、静粛性などを重視するならヤリスクロスが適する。一方、コンパクトで視界の良いボディによる運転のしやすさ、シートの座り心地などは、ライズが上まわる。

 運転すると、ヤリスクロスはライズよりもひとまわり大きな印象があり、実質価格差が18万円に収まるなら、一般的にはヤリスクロスが少し買い得だ。

 しかしライズには、SUVでは数少ない5ナンバー車という個性がある。外観もRAV4のように野性的に仕上げられ、独特の魅力を持たせた。客観的にはヤリスクロスが買い得だが、ライズの売れ行きが伸びるのも、納得できるところだ。

●勝敗:ヤリスクロスの勝ち

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