■おすすめのドライブレコーダーとは?
最近、自動車保険会社がドライブレコーダー特約付自動車保険を取扱うようになりました。保険会社としても、ドライブレコーダーの取り付けを推奨しています。
ドライブレコーダー特約付自動車保険は、ドライブレコーダーによる映像や音声記録だけでなく、端末がカスタマーセンターへの通信手段を兼ねていて、運転中のトラブルにも即対応してくれるのが魅力です。
ただし、ドライブレコーダーは専用品を貸与され、保険の特約を外すと、機器の返却を行わなければならないのが、少々ネックとなります。
一般的な市販品では、カスタマーセンター直通とはならないものの、事故の証拠を残すには十分です。前方撮影のみの1カメラタイプは種類が多く、比較的安価で購入できます。
さらに、より強い状況証拠を残したい、運転中の安心を求めたい方には、後方にもカメラがついた2カメラタイプをお勧めします。また、1つの機器で車の周囲全てを撮影可能な、360度撮影タイプもよいでしょう。
2カメラや360度撮影タイプは、1カメラタイプに比べると高価です。また、後方カメラや360度カメラは、装着する場所を選び、その場所によっては、後方や遠方を撮影しづらい場合があります。愛車の構造を専門業者と相談しながら、しっかりと撮影できる機器を選びましょう。
ドライブレコーダーには「相手のナンバーが読み取れるカメラ性能」が重要です。画質のよさは「解像度」と「画素数」の数値がポイントとなります。解像度は1920×1080以上、画素数は200万画素以上でフルHD以上のものを選べば間違いありません。
また、ドライブレコーダーを使用する際に注意したいポイントがあります。映像の記録にはメモリーカードを使用するものが一般的です。
記録容量がなくなれば、自動的に上書きしていくものが多いのですが、何度も上書きを繰り返していると、メモリーカードに記録されないというトラブルが発生する可能性があるのです。
これを避けるため、メモリーカードの定期的なフォーマットを行いましょう。最近では、フォーマット不要を謳うドライブレコーダーも販売されています。新しく購入する際には、このような機種を選ぶことで、録画できなかったというリスクを避けることができるはずです。
ドライブレコーダーの映像や音声は、自動車事故の過失割合を決定する材料として保険会社でも活用されています。今後も重要な証拠として利用が広がっていくでしょう。
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