どんなクルマだった? 何が凄かった? 1989年に登場した名車たちとその後

■トヨタ ランドクルーザー(80系) 1989年〜1997年

トヨタ ランドクルーザー(80系)…全長4970×全幅1900×全高1860mm、2220kg、4L、直6OHV、155ps/29.5kgm、4.2km/L、370万4000円(ワゴンVXリミテッド)
トヨタ ランドクルーザー(80系)…全長4970×全幅1900×全高1860mm、2220kg、4L、直6OHV、155ps/29.5kgm、4.2km/L、370万4000円(ワゴンVXリミテッド)

 プレミアムSUVとして世界に名を轟かせた最初の一歩は、1989年秋に登場した80系ランドクルーザーが踏み出した。

 強靭なラダーフレームを受け継いでいるが、サスペンションは4輪ともコイルスプリングのリンク式リジッドアクスルに進化し、快適性を大きく向上させている。

 バンが積むのは直列6気筒のディーゼルエンジンだ。8人乗りのワゴンは4Lの直列6気筒OHVガソリンでスタートした。

 が、1992年に4・5Lの直列6気筒DOHCに換装し、電子制御4速ATを組み合わせる。ワゴンの駆動方式は、クラス初のセンターデフ付きフルタイム4WDだ。

 ランクル80は過酷なステージで機動力の高さとタフさを強烈にアピール。ユーザーの信頼を勝ち取り、世界中にファン層を広げたのである。

●その後どうなった?

納期4年待ちといわれるほど人気の現行型300系
納期4年待ちといわれるほど人気の現行型300系

 高級ワゴン系SUVとしてエポックメイキングだった80系の後を受けて100系(1998〜2007年)、200系(2007〜2021年)と進化を続け、昨年はランドクルーザー70周年を記念するように現行の300系がついにデビュー。

 社会現象となるほどの人気を誇る高級SUVに君臨。

【画像ギャラリー】今も受け継がれるクルマもあればひっそり消えていったクルマも……1989年生まれの名車たちのその後(20枚)画像ギャラリー

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