可搬式オービス重点地域!!　なんだか安心そうな「ゾーン30」っていったいなんなのか

■話題の可搬式オービスにも注意

　一方でこのように生活者を守る道路でありながら、速度超過をしているドライバーがまだまだ多いのも事実。実際、筆者が夕方に県内の「ゾーン30」近くを走っていた際、「取締情報」がスマホアプリに入ってきた。

　急ぎ向かった時にはすでに終了→撤収されていたが（この素早さも可搬式の凄い部分）取締自体が行われていたことは現地の（犬の散歩をしていた）人に確認済みだ。

　このエリアは到着時はそれほど交通量は多くなかったが、やはり周辺に小学校や保育園、マンションも多い。撤収後しばらくエリアにいたのだが、やはり速度超過をしているドライバーはそれなりにいるのが現実だ。

　もちろんドライバーが安全運転することが基本中の基本だが、カーナビアプリでも「ゾーン30エリア」や過去の取り締まり情報などがデータ化し表示できるものもある。これらを活用するのもひとつの方法だ。

　「ゾーン30」はもちろん「ゾーン30プラス」は今後も増えていくだろうが、何よりも国や警察と地元の道路管理者、住民、PTAなどの連携が必要だ。

　また物理的デバイスの設置費用をどうするか、などの問題も市町村によって微妙に異なるはず。いずれにせよ、この標識類を見たらきちんと減速しより安全運転に努めたい。