■現在新車で買うことができる主な丸目カー
数は決して多くないが、丸目ヘッドライトによって独特の個性を主張するクルマを、現行モデルのなかからクローズアップしてみよう。近年、丸目ヘッドライトを採用する車種の傾向としては、歴史や伝統を頑なに守るという狙いがある。クラシカルな雰囲気を演出する効果があることから、「往年の名車」感を出すにはうってつけであることも丸目ヘッドライトの特徴と言っていい。
●ホンダ N-ONE
●スズキ ジムニー
●ダイハツ コペン
●スズキ ハスラー
●MINI
■過去に輝き世界を魅了してきた丸目カー
複数のLEDを幾何学的に配置し、それぞれの点灯を制御する方式が増えたことがクルマのデザインを劇的に変えた。たとえば新型ヴォクシーとか、bZ4X&ソルテラ、アリアといった最新モデルはひと昔前なら考えられないほど個性的で、一見するとどこが光るのかわからないくらい斬新だ。
しかし、丸目ヘッドライトに比べてみると無機質でクールすぎる感は否めない。そこで、丸目ヘッドライトがクルマに有機的な印象を与えるという点でいかに有効であったかを、「かつて輝きを放った丸目たち」をクローズアップしながら一挙に見ていこう。
●リトラクタブルライトの丸目たち
●いまでは不要になった4灯式の丸目たち
●カワイイという概念を覆した丸目たち
●形状やデザインが個性的な丸目たち
自動車に採用される技術の進化は、カーデザインのトレンドに大きな影響を及ぼしてきた。クルマの顔であるフロントまわりのデザインにおいて、ヘッドライトが重要なパーツであることは昔も今も変わらない。
将来的には光学技術や生産技術の向上によって、さらに高性能、高機能化され、もっと斬新なヘッドライトが登場することになるだろう。それでも、クルマに個性をプラスし、独自の世界観を主張できる丸目ヘッドライトが廃れることはない。
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