■タイヤをできるだけ長持ちさせるには?
また、空気圧の管理も大切。タイヤは放っておくと徐々に空気が抜けていくから、いつも適正空気圧になるように空気圧を管理して、空気圧不足(過多)による偏摩耗を抑えることが大切となる。より均等にタイヤを減らすことでタイヤライフを長くすることができる。
筆者としてはタイヤは残溝3mmくらいを目安に交換することをお薦めする。
蛇足になるかもしれないが、駆動輪のタイヤが摩耗しやすくなることでもわかるように、タイヤは駆動力が強くかかると摩耗しやすくなる。だから、普段から急発進や強い加速を(できるだけ)しないように心がけてやるだけでも、実はタイヤの摩耗具合は変わってくる。
4WD車の摩耗が少なめなのは4つのタイヤに駆動力を分散しているから。この4WDにしても前輪はハンドルを切るためショルダーが摩耗しやすいので、時々前後を入れ替えてやると多少摩耗の具合が違ってくる。
タイヤの性能は安全性に直結しているから、性能の落ちた状態で走るのは極めて危険なのだ。溝がなくなるまで長く使うのではなく、摩耗を抑えるように摩耗の過程を長くしてある程度残溝が残った状態でのタイヤ交換をお薦めしたい。
【画像ギャラリー】溝がなくなるまで使うのは絶対NG!! スリップサインが出るギリギリまで使うと何が起きる!?(6枚)画像ギャラリー
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