●レッカー車
駐車違反の車両移動、事故や故障の際とあまりお世話になりたくないレッカー車。レッカー車の価格はウインチやアンダーリフトと呼ばれる装置、収納ボックス作業灯の数や配置などオーダーメイドに近いため、トラックやバス同様に価格は仕様によって大きく異なる。
目安としては2トンクラスで約1000万円、4トンクラスで約2000万円、8トンクラスで約3000万円、10トンクラスで約4000万円となる。
●新幹線&電車
1両当たりの価格を紹介すると、在来線は各停で約1億円、特急が1億〜1億5000万円。新幹線は1996年登場のJR西日本500系は300km/hでの営業運転を可能としたため1両当たり3億円だった。500系のあとの700系では最高速は285km/hとやや低いものの、そのぶん価格も2億5000万円と低コスト化されている。
【番外コラム】そのほかのクルマ関連 気になるお値段
●ガードレール
単独事故を起こした場合に1mで20万〜30万円かかると言われるけど、ガードレール単体では実際にはそこまで高くない。一般的な直線タイプの白いガードレールなら2mで1万円程度。
ただ、支柱や取り付け金具、工賃を足すと2万5000円ほどに。
●電柱
基本的には市販されていないものであり、工事業者が入札で決まるので価格は変動するのが電柱だ。一般的な8mのコンクリート電柱は1本約2万円、工事費は電柱の交換だけなら1本で20万円程度。
厄介なのは信号機や変圧器がついている電柱の場合。事故で、その機材が壊れたら100万円単位の請求がくるから怖い。
●道路標識
価格はタイプによって数万〜数百万円まで開きがある。例えば、駐車禁止の標識の場合、安いものだと8000〜9000円で支柱など備品含みの工事費総額でも5万円ほどと電柱よりぜんぜん安い。
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