■トヨタ GRヤリス(2020年9月販売開始)
WRCなどのモータースポーツ参戦ベース車として生まれた、本格的なスポーツモデルだ。
それだけに野性味あふれる1.6Lターボ+4WDというパワートレーンに加え、車体後方のプラットフォームとリアサスペンションはヤリスより一車格上のTNGA-C+ダブルウィッシュボーンを使うなど、非常に高いポテンシャルを持ち、モータースポーツ界などでの人気はうなぎ上りだ。
●派生車としての成功度:★★★★☆
■日産 ノートオーラ(2021年6月デビュー)
ノートファミリーにおけるプレミアム性を持つ上級モデルだ。ノートオーラは内外装だけでなく、走行用モーターのパワーアップなど、クルマの質のグレードアップも抜かりない。
さらに、価格もノートに対し加わる装備内容も加味すれば納得できるリーズナブルなものとなっており、ノートファミリーの柱に成長しているのもよくわかる。
●派生車としての成功度:★★★★☆
■日産 ノート オーテッククロスオーバー(2021年10月デビュー)
ノートの内外装をグレードアップしたオーテッククロスの最低地上高を高めるなどしたクロスオーバーだ。クロスオーバーとしてもう少し最低地上高を高めてほしかったが、オーテックらしくパワステも専用チューニングとなるなど、仕上がりは上々だ。
●派生車としての成功度:★★★☆☆
■スバル XV(2017年4月デビュー)
XVはインプレッサの3代目モデルからラインナップされており、XVとしては2代目モデルから本格的なクロスオーバーモデルとなった。
XVはクロスオーバーながら最低地上高の高さなどにより、並のSUVを軽く凌駕する悪路走破性を備えているほか、乗降性も良好な点など使いやすく、今ではインプレッサファミリーの重要な柱にまで成長している。
●派生車としての成功度:★★★★☆
■ホンダ フリード+(2016年9月デビュー)
フリードの前身となるモビリオにあったスパイクから続く、コンパクト2列シートハイトワゴンだ。
フリード+は2列目シート以降を就寝スペース、ラゲッジスペース下部を荷物置き場に使える機能など、車中泊などのアウトドアにも便利に使えるクルマとなっており、フリードのなかでそれなりの比率を占めている。
●派生車としての成功度:★★★☆☆
■スズキ ワゴンRスマイル(2021年8月デビュー)
簡潔に言うと、ワゴンRのリアドアをヒンジドアからスライドドアとし、ファニーなデザインとしたモデルで、後述するムーヴキャンバスのフォロワーとなる。販売はまずまず好調で、このジャンルは今後軽乗用車において盛り上がっていくかもしれない。
●派生車としての成功度:★★★☆☆
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