■試乗では「各部が普通に機能するか?」という“基本”に注目せよ!
いよいよ捜査も最終局面に入ってくると、「試乗」を経て購入契約締結─ということになる。
ちなみに中古車屋は新車ディーラーじゃないし、昨年末までお台場にあったトヨタのメガウェブでもないので、「興味のある絶版車があったから買う気はないけど試乗しにきました」というのはハタ迷惑なNG行為。
中古車試乗とは、本気で買うつもりのお客が「最終的な確認行為」として行うべきものなのだ。
それはさておき、中古車を試乗する際に具体的にチェックすべき項目は、おおむね下のとおり。
要するに「各部が違和感なく普通に動き、普通に走るか?」という基本的な部分を確認するのだ。
基本さえちゃんとしていれば、あとは納車整備や追加整備でどうとでもなる場合が多い。逆に言うと基本がダメなら、そのまま“金食い虫”になりがち。注意してほしい。
●中古車の試乗時チェックポイント(各項目の解説は)
・エンジン始動に時間がかからないか?
・エアコンは利くか? 風量調整はできるか?
・パワーウィンドウは普通に動くか?
・アイドリングは安定しているか?
・ATの変速に妙に時間がかからないか?
・真っすぐ走るか?
・ステアリングを切る量と曲がる量がおおむね同じか?
・走行中、足回りから「コトコト…」的な音は出ていないか?
・ブレーキは普通に利くか?
・そのほか、全体的に「違和感」はないか?
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