45年間のご愛読と4500を超える応募に感謝!! 読者が選んだ日本のベストカー30

■唯一無二の個性を持つ日本車を前に、すべてのクルマ好きが心奪われた

●第4位:マツダ アンフィニ RX-7(3代目・1991年):1596票

世界最高レベルのスポーツカーを目指して開発されたのが、3代目のFD3S型RX-7だ。グラム単位で軽量化に挑み、研ぎ澄まされたスポーツ感覚を手に入れている。パワーユニットは軽量コンパクトな2ローター・ロータリーの13B-REW型で、これにシーケンシャルツインターボを装着した
世界最高レベルのスポーツカーを目指して開発されたのが、3代目のFD3S型RX-7だ。グラム単位で軽量化に挑み、研ぎ澄まされたスポーツ感覚を手に入れている。パワーユニットは軽量コンパクトな2ローター・ロータリーの13B-REW型で、これにシーケンシャルツインターボを装着した
軽量で重心も低いからハンドリングはレーシングカーのようにシャープだ。操る楽しさに満ちている。その後も多くの改良を重ね、12年間にわたり生産された
軽量で重心も低いからハンドリングはレーシングカーのようにシャープだ。操る楽しさに満ちている。その後も多くの改良を重ね、12年間にわたり生産された

●第5位:レクサス LFA(2010年):1463票

トヨタとヤマハが技術の粋を集めて開発した不世出のスーパースポーツがレクサスLFAだ。ボディはカーボンモノコック、パワーユニットは1LR-GUE型4.8L・V型10気筒DOHCに2ペダルの6速シーケンシャルセミATトランスアクスルを組み合わせた
トヨタとヤマハが技術の粋を集めて開発した不世出のスーパースポーツがレクサスLFAだ。ボディはカーボンモノコック、パワーユニットは1LR-GUE型4.8L・V型10気筒DOHCに2ペダルの6速シーケンシャルセミATトランスアクスルを組み合わせた
すべて専用設計とし、ビートの効いたV10サウンドはもちろん、ハンドリングも別次元だ。サーキット走行も余裕でこなす。後に「ニュルブルクリンクパッケージ」も追加された
すべて専用設計とし、ビートの効いたV10サウンドはもちろん、ハンドリングも別次元だ。サーキット走行も余裕でこなす。後に「ニュルブルクリンクパッケージ」も追加された

●第6位:ホンダ S2000(1999年):1330票

ホンダの創立50周年を記念して登場したのがホンダS2000だ。世界に類を見ない刺激的なオープンカーで、前期型はフロントミドに2LのF20C型直列4気筒DOHC・VTECユニットを積んでいる
ホンダの創立50周年を記念して登場したのがホンダS2000だ。世界に類を見ない刺激的なオープンカーで、前期型はフロントミドに2LのF20C型直列4気筒DOHC・VTECユニットを積んでいる
排ガス対策を施しながらリッター当たり出力125psオーバーを達成。クロスした6速MTも小気味よく狙ったギアに入っていく。リア駆動だから操る楽しさは格別だ。VGS仕様は、さらに軽やかな身のこなしを見せた
排ガス対策を施しながらリッター当たり出力125psオーバーを達成。クロスした6速MTも小気味よく狙ったギアに入っていく。リア駆動だから操る楽しさは格別だ。VGS仕様は、さらに軽やかな身のこなしを見せた

●第7位:ホンダ インテグラタイプR(初代・1995年):1273票

3代目となったインテグラに設定されたホットスペックモデル。タイプRとしてはNSXに次ぐ2車種目の設定。ボディタイプは2ドアクーペと3ドアHB。1.8L直4DOHCはNAで200psもの高出力を発生した
3代目となったインテグラに設定されたホットスペックモデル。タイプRとしてはNSXに次ぐ2車種目の設定。ボディタイプは2ドアクーペと3ドアHB。1.8L直4DOHCはNAで200psもの高出力を発生した

●第8位:ホンダ フィット(初代・2001年):1121票

ロゴの後継として2001年に投入されたコンパクトカー。現行の4代目まで一貫して5ナンバーサイズを維持。当初の搭載エンジンは1.3L4気筒、のちに1.5Lが追加される。ボディタイプは5ドアHB
ロゴの後継として2001年に投入されたコンパクトカー。現行の4代目まで一貫して5ナンバーサイズを維持。当初の搭載エンジンは1.3L4気筒、のちに1.5Lが追加される。ボディタイプは5ドアHB

●第9位:日産 GT-R(R35・2007年):1064票

従来、スカイラインのトップモデルとして設定されていたGT-Rが独立し日産GT-Rとなったモデルで第三世代と呼ばれることもある。VR38DETT型V6・3.8Lツインターボは当初480psであった。今なお進化が続くモデルだ
従来、スカイラインのトップモデルとして設定されていたGT-Rが独立し日産GT-Rとなったモデルで第三世代と呼ばれることもある。VR38DETT型V6・3.8Lツインターボは当初480psであった。今なお進化が続くモデルだ

●第10位:トヨタ カローラレビン/スプリンタートレノ(4代目・AE86型・1983年):988票

カローラのホットスペックがレビン、スプリンターのそれがトレノの名称。AE86はレビン&トレノとしては4代目にあたり130psの1.6L、直4・DOHCを搭載。ボディは2ドアクーペおよび3ドアHBが用意された
カローラのホットスペックがレビン、スプリンターのそれがトレノの名称。AE86はレビン&トレノとしては4代目にあたり130psの1.6L、直4・DOHCを搭載。ボディは2ドアクーペおよび3ドアHBが用意された

●第11位:トヨタ セルシオ(初代・1989年):912票

国内でレクサスブランドが展開される以前の初代LSのトヨタブランドモデル。重厚な4ドアセダンモデルで、クラウンの上位に位置しセンチュリーよりもパーソナル感が強い。エンジンは4LのV8
国内でレクサスブランドが展開される以前の初代LSのトヨタブランドモデル。重厚な4ドアセダンモデルで、クラウンの上位に位置しセンチュリーよりもパーソナル感が強い。エンジンは4LのV8

●第12位:スバル インプレッサWRX(初代・1992年):910票

レガシィRSに代わってスバルのモータースポーツを支えるモデルとして登場。2L水平対向エンジンに4WDが組み合わされる。基本のボディは4ドアセダンだが、2ドアクーペも存在する
レガシィRSに代わってスバルのモータースポーツを支えるモデルとして登場。2L水平対向エンジンに4WDが組み合わされる。基本のボディは4ドアセダンだが、2ドアクーペも存在する

●第13位:トヨタ GRヤリス(2020年):893票

GRスープラに続くGRブランド2車種目。コンパクトカーのヤリスをベースとしたスポーツモデルで上位グレードのRZとRCは1.6L直3ターボに4WD、RSは1.3L直3NAでFF方式となる
GRスープラに続くGRブランド2車種目。コンパクトカーのヤリスをベースとしたスポーツモデルで上位グレードのRZとRCは1.6L直3ターボに4WD、RSは1.3L直3NAでFF方式となる

●第14位:ホンダ シビックタイプR(初代・1997年):874票

NSX、インテグラに続いて設定されたタイプRの3車種目。ベースは6代目で、このモデルは3ドアHBのみ。エンジンは1.6L直4で185ps。レカロシート、モモステアリングなどを装備した
NSX、インテグラに続いて設定されたタイプRの3車種目。ベースは6代目で、このモデルは3ドアHBのみ。エンジンは1.6L直4で185ps。レカロシート、モモステアリングなどを装備した

 走りの楽しさにこだわる読者が、マツダ車とともに指名したのがホンダ車だ。6位のS2000に続き、7位にインテグラのタイプRがランクインした。

 特に初期モデルのB18C型4気筒DOHC・VTECエンジンは、レーシングエンジン並みに刺激的なパワーフィールで、足もハードに締め上げられている。14位にはシビックに初設定されたタイプRも食い込んだ。

 8位には意外にも初代フィット(ホンダ)が滑り込んでいる。独創的なセンタータンクレイアウトによる広いキャビンと多彩なシートアレンジが高く評価されたのだろう。乗り心地は硬めと感じたが、多くの人に強烈な印象を残した。

 トヨタはライトウエイトFRスポーツのAE86型レビンとトレノが10位に、スポーツ4WDターボのGRヤリスが13位に顔を出す。

 また、高級セダンの新基準を打ち出した初代セルシオ(トヨタ)も、多くの人が衝撃的なデビューを記憶にとどめていた。4WDターボのR35型GT-R(日産)初代インプレッサWRX(スバル)も熱狂的なファンに支持され、人気だ。

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