300km/hオーバーの桃源郷? 高らかに響くV12サウンドに酔いしれた!? アストンマーチン ヴァルキリー試乗で見えた「別世界」とは?

■ヴァルキリーAMR Proが示す「これからのスーパーカー」のありかた

最近のスーパーカー好きには、どうせ公道では持て余すほどのスペックならば、いっそサーキット専用車でもいいのではないかと考える人も多いようだ。オーナーにとっても周囲にとっても、クローズドコースで楽しんでもらうのが最良かもしれない
最近のスーパーカー好きには、どうせ公道では持て余すほどのスペックならば、いっそサーキット専用車でもいいのではないかと考える人も多いようだ。オーナーにとっても周囲にとっても、クローズドコースで楽しんでもらうのが最良かもしれない

 最近のスーパーカー性能はロードカーでもすでに凄まじいレベルになっている。とはいえ、それを実際に公道で試すことはあらゆる意味で難しい時代になった(もちろん昔だって法的にはダメだったけどね)。

 それに気づいた多くのスーパーカー好きのなかには、サーキットやクローズドコースでの走行を積極的に楽しむユーザーも増えている。

 作り手のほうもアストンマーチンにかぎらず、トラック専用マシンをリリースする時代になってきた。コーンズモータースのように専用のクローズドコース・リゾートを開発する販売会社まで現れている。

 要するに乗り手も作り手も、そして売り手も“高性能の発揮”に対して明確な責任を負う時代が、電動化と並行してやってきたというわけだ。

 メーカーにもメリットがある。電動化で失うドライビングファン(特にサウンドやエンジンフィール)を、サーキット専用車両なら提供し続けることができるからだ。しかも有名ブランドであればあるほどプライスも超高く……。今後もこうした性能特化型プロジェクトはますます盛り上がっていくに違いない。

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