■運輸支局へ出向いてナンバーを交換する
ナンバー交付用のQRコードが無事入手できたら、あとはナンバーの交付場所に出向くだけだ。登録車の場合は自分が該当する地域の運輸支局、軽自動車の場合は該当する検査協会に向かおう。その際に必要なものは、「ナンバーを変えるクルマ(軽自動車の場合はナンバープレートだけでもよい)」「車検証」「印鑑」だ。
運輸支局などにはディーラーや中古車店の人たちが大勢いるが、窓口の人は一般利用者にも親切なので気後れしないこと。現地に着いたらまずは希望ナンバーの受付窓口を探す。ここであらかじめ入手したQRコードを渡すと、希望ナンバーの書類と交付手数料の領収書がもらえる。これを持ってナンバー変更の窓口へ向かい、印紙代を払って手続き書類を手に入れよう。「住所も名義も変えずにナンバーだけ変更します」といえば必要な書類を用意してくれるはずだ。
ナンバーを変更するときの書類は「番号変更申請書(第3号様式)」と「手数料納付書」「自動車税申告書」の3種類。通常は「番号変更申請書(第3号様式)」と「手数料納付書」を先に提出して新しい車検証をもらい、後から「自動車税申告書(ナンバーを変えるだけで税の支払いはなし)」の手続きをする。それぞれの窓口には、たいてい記入見本が置いてあるのでそれを参考にしよう。分からないことは窓口に聞けば教えてくれる。書類は鉛筆で書いておけば、間違った際に訂正できるので便利だ。
自動車税の確認が済んだらゴールはもうすぐだ。愛車を「封印取付場」に移動させて、旧いナンバーを取り外そう。そのナンバーを持って交付窓口へ行くと、待望の新しいナンバーがもらえる。そのまま愛車に取り付けたら、封印の資格者(たいてい取付場に待機している)に声をかけ、封印をしてもらえば作業は完了だ。軽自動車の場合は封印が必要ないので、自宅から旧いナンバーだけ持って行って新ナンバーを受け取り、家で交換することもできる。初めての人でも3時間程度あれば、手続きは終えられるはずだ。
ナンバープレートの数字を変えたら忘れてはいけないことが2つある。一つはETCの再セットアップ、もう一つは自動車保険の変更だ。これらの手続きを怠るとETCが通れなかったり、保険が支払われないこともあるので注意したい。
※手続きの内容や順序は運輸支局によって異なる場合があります。
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