車には、さまざまな警告灯があります。エンジンを始動すると全点灯する警告灯の中でも覚えておくべき警告灯はどれなのでしょうか。今回は、覚えておいておきたい警告灯を5つピックアップし、それぞれどのような意味なのか紹介します。
文/齊藤優太
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■そもそも警告灯とは?
そもそも警告灯とは、車の異常や故障を知らせる灯火です。また、安全システムや運転操作に関する注意を促す警告灯もあります。いずれの警告灯も、注意喚起のために点灯するため、放置しないようにしましょう。
また、警告灯は色によって意味が変わります。色ごとの意味は、黄色が「注意」、赤色が「危険」、緑色が「安全」です。
このように警告灯の色で「安全・注意・危険」をひと目で認識できます。同じマークでも色によって意味が異なることも併せて覚えておきましょう。
■すぐに安全な場所への停車が必要な「危険」を示す警告灯
すぐに車を停める必要がある危険度が高い警告灯には、「充電警告灯」や「油圧警告灯」、「水温警告灯」などがあります。
ただし、車を停めるときは安全な場所に停止するようにしてください。
【充電警告灯】
充電警告灯は、電気系統に異常があるときに点灯する警告灯です。
12Vのバッテリー警告灯が点灯したまま走行を続けてしまうと、バッテリーが破損したり、エンジンが突然停止したりすることがあります。そのため、充電警告灯が点灯したらすぐに安全な場所に車を停めましょう。
【油圧警告灯】
油圧警告灯は、エンジン内部を循環しているオイルの圧力が低下すると点灯する警告灯です。
油圧警告灯が点灯したまま走行を続けると、エンジンが故障したり、破損したりする可能性があります。油圧警告灯が点灯したらすぐに安全な場所に車を停めましょう。
【水温警告灯】
水温警告灯は、青色に点灯したり、赤色に点灯したりします。青色の点灯は、エンジンが冷えている状態を示すため、異常ではありません。
いっぽう、赤色の水温警告灯は、水温が高いときに点灯します。赤色の水温警告灯が点灯すると、エンジンがオーバーヒートする可能性があるため、すぐに安全な場所に停車させてください。
コメント
コメントの使い方こういった機会に読んでしつこいくらいに再確認するのがベターと思うので、私は良記事だと思います。