■内気循環と外気循環を使い分ける
カーエアコンには、冷房や暖房を切り替えるだけでなく、外気を取り込んで空調した空気を送り込む外気導入と、車内の空気を取り込んで空調して送り出す内気循環の2種類が選べる。車種によっては外気と内気をミックスした状況も作れる。
外気導入のメリットは温度調節した新鮮な空気を常に取り込めることだ。しかし交通量の多い地点では、周囲のクルマの排気ガスが侵入してきてしまうなど、外気導入ならではのデメリットも存在する。
内気循環のメリットは、ある程度温度調整が済んだ状態であれば、室内の温度を維持しやすいことだ。外気温と室内温度の差が大きいほど、内気循環にした方が冷暖房の効率を高められる。
オートエアコンであれば、徐々に風量が下がっていく制御を実感しているだろうが、あれは設定温度に室内の気温が近づいてくると冷房を弱めているのだ。
室内温度が設定温度に近づけば、強く冷房を続ける必要がなくなるので、エバポレーター(熱交換器)が空気を冷やす必要も少なくなり、風量も減らしていくのだ。つまり内気循環のほうが冷房は効くし、燃費向上にもつながる。
コメント
コメントの使い方炎天下に車外でドアを2分間も開け閉めして、たったの7度で「下がった」とは言えないだろ。
実際にJAFのテストでドアの開閉は効果なしって結果出てんだろ?