クレオパトラでもエリザベスでもない! 日本車だったら卑弥呼でいいんじゃない
Himiko(ヒミコ)は1990年と2000年に光岡自動車が発売したLe Seyde(ラ・セード)の後継車にあたるモデルとして2008年にデビュー。
その車名は邪馬台国の女王として君臨した卑弥呼が由来であることは想像に難くなく、強い求心力、品格、美貌を備えた女王・卑弥呼の気丈さと風格を表わしたオープン2シーターとして登場した。
3代目ロードスター(NC型)がベースの初代Himikoの最たる特徴は、宝石ですら嫉妬すると称される唯一無二のデザイン。
往年のクラシックスポーツカーを彷彿させるロングノーズ&ショートデッキの造形美は独特の雰囲気を演出。これは、まさにクルマにロマンを求め続ける光岡自動車のコンセプトを体現したものといえる。
2018年2月にはベース車両を4代目ロードスター(ND型)にアップデートしたフルモデルチェンジを実施。
48:52の前後重量配分に見直されたボディ、高速域のダウンフォースを高める翼断面形状を採用したフロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部、立体的で彫りの深い造形に生まれ変わったエクステリアなど、その美しさと走りにいっそうの磨きがかけられた。
2023年7月には2024年モデルを発表。七宝焼グリルバッチやボディ同色のカラードアッパートリムなどの人気が高いメーカーオプションを標準装備としたほか、従来は3種類だったグレード設定を1グレートに絞り込み、ボディカラーも新たに4色が追加された。
クルマ好きならご存じだろうが、光岡自動車の現行モデルはHimikoに限らず、Buddy(バディ)、Ryugi(リューギ)、Rock Star(ロックスター)、Viewt nadeshiko(ビュートなでしこ)などユニークな車名が採用されている。
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コメント
コメントの使い方トヨタのようにセンスある造語をつくれないとこういった間違いが起きますよね。そういう点でもさすがトヨタ!と拍手を贈りたい。
日産といえばMOCOは鼻九ソ、まあ国内専用だからいいけど。FUGAは結果的にセダン市場から逃亡。ぜひクラウンやレクサス勢を倒して欲しかったですなあ。それ以前に日産自体が日本市場から逃げ始めるという、八方ふさがりではあったわけですが。