■使い倒せるピックアップトラックとして世界で活躍するトヨタ・ハイラックス
初代モデルの登場から2023年で55年。一時は販売が途絶えたものの、2017年10月に復活を遂げたハイラックス。
これまでに世界180以上の国と地域にデリバリーされてきた世界的なピックアップトラックもクリーンディーゼルエンジンを搭載している。
当時、国内初導入となった2.4リッターのディーゼルエンジンは全回転域で力強い走りを披露する一方で、11.8km/L(JC08モード)の低燃費化で航続距離を伸長。低回転域でも図太いトルクを発生するだけでなく、高熱効率による優れた環境性能を実現した。
加えて、優れた発進加速性能&動力性能や滑らかな変速フィールを実現した6 Super ECTとの組み合わせにより、エンジン性能を最大限に活かすことにも成功。
ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムも市街地や高速道路では静粛性や燃費性能に優れた2輪駆動とし、不整地や滑りやすい路面では4輪駆動に切り替えることで快適性と走破性を高いレベルで融合。
ヒルスタートアシストコントロール、アクティブトラクションコントロール、ダウンヒルアシストコントロールも設定することであらゆる路面状況に応じた駆動力を制御することもでき、本格4WD車としての高い走行性能をいかんなく発揮した。
そんなハイラックスは2019年6月にプリクラッシュセーフティなどの安全装備を充実する一部改良を実施。
さらに、2020年8月にはタフさや力強さを強調したデザインへの変更やアイドリングストップ機能の追加による燃費向上などを行うマイナーチェンジを、2021年10月にはGR SPORTの追加設定などを、2023年9月にはパノラミックビューモニターを搭載する商品改良を行うなど、いまもなお着実な進化を遂げている。
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