夏に新型登場なのに「なぜこんなに売れてんの!?」 最強ミニバン・オーナーが語る理由が凄すぎる!!

■確かにインパクトは薄いけど、飽きがこないデザイン

 現行フリードの販売が好調な理由。私なりの考え、まだあります。

■飽きのこないデザイン
 アクの強くない、オーソドックスなデザイン。いい意味で「好き嫌いの好みが分かれにくい」スタイル。インパクトが薄いデザインだけに、ユーザーが飽きることなく、7年経った今でも鮮度は落ちずに売れているんだと思う。

 また、四隅にタイヤがあり、ボディサイドとのツラ位置がいい感じで収まっているのもいいです!

■キャプテンシートが標準
 実は2列目キャプテンシートが標準仕様(6人乗り)。これにより中央に移動スペースができ、例えば、長い信号待ちの間に助手席から3列目シートへ一気に車内移動ができるというワケ。

 ……という感じで、オーナーなりに現行フリードが好調なワケを述べてきたが、首都圏のあるホンダ販売店の営業マンが「意外な要因」を教えてくれた。次項を読んでくださいませ。

■陰の立役者、フリード+。「指名買いで買わかれる方が多いんです」

専用の荷室用ユーティリティボードをサッとセットするだけで、身長175㎝ほどの男性ふたりでも余裕で寝られる。フリード+の最大の特徴だ(写真右は自動車評論家・清水草一氏)<br>
専用の荷室用ユーティリティボードをサッとセットするだけで、身長175㎝ほどの男性ふたりでも余裕で寝られる。フリード+の最大の特徴だ(写真右は自動車評論家・清水草一氏)

「フィットご希望で来店されたお客様が、20~30万円足せばフリードが買えるとわかり、購入を切り替えるケースは多いですね。また、ステップワゴンは大きすぎて奥様が運転に自信がない……と、フリードへ移行することも」

 と、その営業マンは話すが、さほど意外性はない。その時!!

「フリード+は指名買いでよく売れているんですよ! 車中泊テーマのYouTubeでフリード+がかなり取りあげられており、それを見たお客様の指名買いです!」

 興奮気味な営業マンだが、私もフリード+専用の荷室用ユーティリティボードを使い、車内で横になってみたことがあるけど、かなり快適(上の写真がそれです!)。購入されたお客さんは「キャンピングカーの代わりになる」「キャンプでテントを張らずにすむので便利」と異口同音に話すという。この気持ち、わかる。快適に横になれますもの、フリード+は。

 フリードの有名キャッチフレーズは「ちょうどいい」だが、最後に営業マンがひと言。「それを飛び越えて、最高にちょうどいい! どんな場合もちょうどいい! だから売れているんですよ」。

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