N-VANのEVとなる「N-VAN e:」。まもなく発売開始とみられる完全電動モデルの軽バンだが、ライバルのダイハツがやや出遅れたことなど含めて少しアドバンテージを築けそうだ。そしてここにきてボディカラーの追加を発表。うーん、これはなんだか「オシャカワ」でいい感じだぞ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
■ツートンカラーは電動軽バンのライバルと差をつける?
電動モデルの軽バンの登場は日本の物流、特にラスト1マイルと呼ばれる近距離輸送にとっては待ち遠しいところ。すでにパイオニアとして三菱のミニキャブEVがデビューしているが、やはりライバルの登場あってこその洗練化だろう。
かねてよりホンダはN-VANの電動車両の投入を宣言していたが、それが2024年春に登場が予定されている「N-VAN e:」だ。航続距離は210kmを目指しているとされるが、これはミニキャブEVの180kmを上回る数値。
そしてライバルと差別化をするにあたりホンダが仕込んできたのが「脱商用車感」だろう。オンラインストア限定で完全商用ベースとなりそうな「L2」は、いわゆる軽トラホワイトの「タフホワイトIII」と「ルナシルバーメタリック」の2色展開。
しかし一般販売の「FUN」と「L4」のみにツートンカラーが設定され、それぞれボディカラーは8色と7色の展開となる。これはめちゃくちゃカッコいいぞ~!!
■担当イチ推しは「ソニグレ+ブラック」
今回用意されたツートンは「オータムイエロー・パール&ブラック」「ボタニカルグリーン・パール&ブラック」「ソニックグレー・パール&ブラック」の全3色。このなかで「ソニックグレー・パール&ブラック」は最上級グレード「FUN」専用設定となる。
どれもセンスよくまとまっているが、やはり最近のトレンドとしてはソニックグレーが目を引く。単色設定もあるがブラックとのコーデはより色が引き立ちかっこいい。
ルーフ全面がブラックになると夏の車中泊などではやや不利かもしれないが、街乗りでは積極的にツートンを選ぶのも楽しそうだ。
気になる価格だが独自調べによるとFUNが291万9400円、L4が269万9400円になりそうだ。FUNとL4の価格差はフルLEDライトや急速充電ポートの標準装備で理解できるが、補助金があるとはいえやっぱり高いなぁ……。
【画像ギャラリー】えぇぇこれが商用車!!?? ド派手な黄色ツートンを採用したホンダ N-VAN e:をギャラリーでチェック(2枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方