■トヨタ カローラスポーツ 1.2ターボ(216万9000~256万6000円)
サスの動きがしなやか。路面の凹凸をしっかり吸収して乗り心地がよく、ハンドリングも深い舵角まで遅れなく追従する。
ロール感はあるが、路面に張り付いたグリップ感があるので速い操舵を行ってもついてくるアジリティのあるコントロール性が魅力。
特に1.2ターボは軽量なので操舵初期の応答性もよい。
●全長4375×全幅1790×全高1460mm ●車両重量:1300kg ●エンジン:直4、1.2L+ターボ ●出力:116ps/18.9kgm ●6速MT/CVT
■トヨタ プリウスPHV GR SPORT(377万2000~425万8000円)
18インチホイールに履かされた225/40タイヤが安定感のあるグリップを発揮。
主にボディ下部のブレースなどによる剛性アップとサスチューンを施し乗り心地とハンドリングを進化させている。
またフロントのみ車高を13mmダウン。これにより前輪荷重を増し、PHVゆえのモーターパワーの高トルクを路面にしっかり伝えている。
●全長4685×全幅1760×全高1470mm ●車両重量:1550kg ●パワーユニット:直4、1.8L+モーター ●システム出力:122ps ●電気式無段変速
■日産 リーフNISMO(429万4400円)
昨年のマイナーチェンジでステアリングギヤ比を下げ、サス各部のリファインも実施。これによって少ない舵角で気持ちよく向きを変えるハンドリングに磨きがかかった。
サスはスプリング&ダンパーともに硬くなっているが、乗り心地は損なわれていない。バンプラバーをゴム質からウレタン製に変更し、ロール感もよくなっている。
●全長4510×全幅1790×全高1570mm ●車両重量:1520kg ●パワーユニット:モーター ●モーター出力:150ps/32.6kgm ●ミッション:―
■マーチNISMO S(187万6600円)
ベース車にはない直4、1.5Lエンジンを搭載。5速MTはトップギヤをクルージング用とせず、走りをテーマに各ギヤ比がシンクロしている。
したがってエンジンパワーをしっかり使い切れる設定だ。サスは硬くコーナリング重視の設定だが、最低限の乗り心地(路面による)を確保している。なによりもエアロの性能が高い。
乗り心地を優先するならSの付かないNISMOがお薦め。2ペダルのCVTなのでラクチン感が高くAT免許でもOKだ。基本的にエアロもホイール&タイヤもSと同じ仕様。存在感があり道を譲ってもらえるかも。
●全長3870×全幅1690×全高1495mm ●車両重量:1010kg ●エンジン:直4、1.5L NA ●出力:116ps/15.9kgm ●5速MT
■マツダ2 15MB(165万円)
マツダ2の名前になり、内外デザインも含めてクルマ全体の質感が進化している。直4、1.5Lのガソリンエンジンは、トルクフィール、静粛性、燃費に優れ、街乗りからロングツーリングもこなす。
アクセルペダルをオルガン式とし、ステアリングセンターとのペダル位置を理想的に配して、対ブレーキ踏み違えに基本設計から配慮した。
●全長4065×全幅1695×全高1500mm ●車両重量:1030kg ●エンジン:直4、1.5L NA ●出力:116ps/―kgm ●6速MT
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