ワークの代名詞と言っても良いスポーツブランド「WORK EMOTION(ワークエモーション)」のフラッグシップ「CR Shigoku(CR至極)」。前作「Kiwami(極)」からの進化を謳い2025年末に発表され、2026年早々に各種イベントなどでお披露目されて以来、大きな反響を呼んできた新商品だ。でも一体何がスゴイのか? “極”を超えて“至極”へと到達した意匠の秘密や数値が証明する驚異の軽量・高剛性スペックをあらためてチェックしてみよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ワーク
【画像ギャラリー】白ホイールのCR至極を履いたBRZがコレ!! リアからのショットがカッコ良すぎ……!!(10枚)画像ギャラリー「基準器」からの解放
「WORK EMOTION(ワークエモーション)」の源流はやはりモータースポーツにある。1998年の国内F3、そのカテゴリにホイールを供給していたのが、実はワークだった。
その際に登場した「鍛造マグネシウム製1ピースホイール」がワークエモーションへつ繋がり、ワークはストリートシーンで絶大な支持を集めることとなる。
なかでも「基準器」と称されるほどの金字塔を打ち立てたのが、「CR Kiwami」というホイール。そして、そこから15年ぶりに世代交代を果たしたのが、新作ホイール「CR Shigoku(CR至極)」だ。
これまでベストカーWebでも、シルビア(S15)やRX-7(FD3S)、初代NSX、さらにはクレスタといった平成スポーツカーとのバツグンのマッチング性を紹介してきた。
しかし、このホイールの真の凄みは、単なる復刻や安易なマイナーチェンジではなく、「Kiwamiの正常進化」というコンセプトを追求した構造設計と技術革新にあるのも当然忘れてはいけない。
単なる性能向上ではない、では「進化」とはなにか?
デザインにおける最大のトピックは、伝統の5本ツインスポークを踏襲しながらも、細部まで徹底的に突き詰められた立体感の「深化」だ。
まず、スポークを2段階に分けてセンターに落とし込ませる「2段階落とし込み」のアプローチ。これは、前作「Kiwami」よりもさらに深く鋭く、中心へと吸い込まれるような急峻な”ディープコンケイブフェイス”を実現させている。
さらに、スポーク側面に大胆な削り込みを入れる「サイドマシニング加工」が施されているが、これは簡潔に言ってしまえば、軽量化と同時に視覚効果を狙ったもの。
光と影のコントラストが極限まで強調され、静止時だけでなく回転時にもこれまでにない躍動感とシャープな表情を足元に与えることが狙いだ。
この深いコンケイブと急峻なラインは、新世代スポーツカーの巨大なブレーキキャリパーを飲み込む空間を確保することにも寄与しており、まさに機能が生んだ必然のフォルムとも言える。まるで、より高くの木に生えた葉を取るために首を長くしたかのような話だ。
まさに「Kiwami」からの「進化」と呼ぶのがふさわしいようなエピソード。つまり、「至極」とはまさに生命的な側面すら見せるホイールなのだ。
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